借入金の利息の計算方法について
法人ですが、個人(第三者)の方から長期の借入金があります。
H27年5月、11月、H28年3月と3回に分けて借入をしており
借用証書は3回分まとめた金額で作成しています。
利息については記載しているものの、支払日については特に明言しておらず
平成28年度中に1回目の利息を支払うと大まかに記載しています。
3月に利息を支払う場合、利息の計算方法はどちらで計算すればよろしいのでしょうか?
①借入合計額×利率=支払利息
②5月借入額×利率×22か月/12か月=5月分利息
11月借入額×利率×16か月/12か月=11月分利息
3月借入額×利率=3月分利息
延滞時の取り決めなどはありません。
上記2点のどちらでもない場合には、計算方法をご教授いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
通常の利息は「年利」で考えますが、ご相談のケースでも「年利」の約束になっている場合には、②の計算になります。
ただし、法人の場合には決算期がありますので、数年分をまとめて支払う場合には税務上の問題(経費計上の決算期のズレ)が生じてくる可能性もあります。
従って、利息の支払いに関しても支払日を決めて毎年精算しておかれた方が宜しいと思います。
宜しくお願いします。
早速のご回答ありがとうございます。
今回、②の計算で利息を支払う場合は
決算(3月)で税務上の問題はありますか?
また、今後は利払日を毎年3月に設定しようと思っていましたが
5月、11月、3月と分けた方がよろしいでしょうか?
ご連絡ありがとうございます。
厳密に考えますと前期に計上すべき経費がまとめて今期に計上されることになりますので、前期と今期との間で経費計上のズレが生じることになり、正しい所得計算がされていないことになります。
しかし、2期通算で考えれば経費の過大計上になっているわけではありませんので、恐らく是認されるとは思います。
利払い日につきましては、今回3月に同時に支払うのであれば、今後も毎年3月に支払うということで宜しいと思います。
宜しくお願いします。
つまり、前期に未払利息の計上をしていないのでズレが生じるということですね。
利息支払い時には支払利息で仕訳をし、決算時に今期の未払利息を計上したいと思います。
ご回答いただき、助かりました。
ありがとうございました。
何度もすみません。
最後に確認させてください。
借入日が月途中であれば、利息の計算方法は日割りになるのでしょうか?
ご回答いただき、ありがとうございました。
本投稿は、2017年01月26日 13時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。