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漫画の表紙カラー制作費に関しての伝票処理

宜しくお願い致します。

漫画書籍制作の会社に勤めております。
(1)漫画の執筆作家は本文、表紙をモノクロで作成して、
(2)表紙はカラーにするため他の彩色専門作家に外注しております。

(1)に関して、漫画作家とは出版契約を結んでいるため、本文・表紙(モノクロ)の原稿料に関しては出版権として繰延資産計上→契約期間にて償却で合っておりますでしょうか

(2)彩色代に関しては、(1)との絡みでどのように会計処理、税務処理するのが適切でしょうか。

何卒ご教示ください。

税理士の回答

出版権の対価として一時金を支払ったものとしての回答になりますが、出版権の設定にかかる費用は、税務上の繰延資産に該当することとなり、出版権の設定契約に定める存続期間(設定契約に存続期間の定めがない場合には、3年)により均等償却を行うこととなります。

彩色代については出版権の対価ではありませんが、出版権が「その支出の効果がその支出の日以後1年以上に及ぶもの」として「繰延資産」に該当するとしていることから、彩色代についても同様に支出の効果が出版権と同様に長期間にわたって及ぶと考えるのが妥当だと思われます。したがって、彩色代は出版権の一時金に加算して繰延資産として処理することとなります。

丁寧な回答をくださりありがとうございます。

本投稿は、2021年08月11日 13時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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