正味売却価額>帳簿価額のときの減損会計
簿記の勉強をしていて、疑問に思ったのですが、資産の収益性が低下して減損の兆候があり、割引前キャッシュフローが帳簿価額を下回ったときに減損会計を適用すると思うのですが、万が一、正味売却価額が帳簿価額を上回ったときでも減損会計を適用するのですか?
税理士の回答
割引前キャッシュフローが帳簿価額を下回ったときに減損会計を適用すると思うのですが、
→減損を即適用するのではありません。ご記載のことは減損損失の認識です。
万が一、正味売却価額が帳簿価額を上回ったときでも減損会計を適用するのですか?
→これは、上記の認識をした結果の減損損失の測定です。減損損失は帳簿価額-回収可能額(正味売却価額又は使用価値)なので、結局減損損失は生じないということになります。
尤も、そのようなことは起こり得ないでしょう。
使用し続けることで資産価値が減るの見込のものを、今、帳簿価額より高く高く売れるのであれば、今売る方を選択するのが普通だからです。
今回は回答しましたが、みんなの税務相談ガイドラインで学術目的での架空の相談は禁止されています。
大変失礼しました。これからは慎みたいと思います。回答していただきありがとうございます。
本投稿は、2021年08月24日 13時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。