未払金の訂正仕訳について
お世話になっております。
2年前から自営をしております。
経費の支払いで計上している未払金の今月の残高を調べたところ、残高がマイナス(約4,000円)になっており、どこかで仕訳ミスがあったものと見られます。
しかし、前年と前々年の仕訳のどこを見ても原因がはっきりしないので、訂正仕訳を行いたいのですが、どのように仕訳を行うべきでしょうか。
6月時点の未払金残高が22,077円
過不足が-3,843円(支払った額>計上した額)
なので
相手勘定 25,920円 未払金 25,920
になるかと思いますが、相手勘定とどのタイミング(日付)で計上すべきかが分かりません。
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
基本的には、未払金残高のマイナス残高の原因を突き止めて、適宜修正を行うと良いのですが、すでに手を尽くされていたということであれば、不足分の3,843円を修正する方法は2つございます。
不足分は、間違いなく何かの経費であると主張できる場合
雑損失3,843/未払金3,843
不足分は、経費かどうか分からない場合
事業主貸3,843/未払金3,843
日付については、マイナス残高が生じた日付でよろしいかと存じます。
以上よろしくお願い致します。
小林拓未様
ご回答いただき、誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、私の説明が不足しておりましたので、小林拓未様の回答と合わせて再度相談させてください。
6月分の未払金残高は、本来22,077円でなければならないのですが、
本日(27日)時点での残高が-3,843円(5月分のクレジットカード引き落とし直後の残高)となっており、
その差25,920円について帳簿や領収書を確認したものの、現在まで原因が不明となっております。
そのため、本来の未払金の残高22,077円に戻すためには、
経費であると主張できる場合
雑損失25,920/未払金25,920
経費かどうか分からない場合
事業主貸25,920/未払金25,920
もし一部の処理が後日判明(仮に1万円)した場合は、
雑損失 10,000/未払金25,920
事業主貸15,920/
という処理になるかと存じますが、このような理解でよろしいのでしょうか。
ご回答していただいたところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
詳細にご説明いただきありがとうございます。
ご説明いただいた通りの処理となりますが、最後の、
雑損失 10,000/未払金 25,920
事業主貸15,920/
の、雑損失10,000について、
後日なんの費用か判明した場合は、例えば事務用品なら事務用品費、消耗品なら消耗品費に適宜修正して下さい。
以上よろしくお願い致します。
小林拓未様
お忙しいところ重ねて回答していただき、誠にありがとうございます。
引き続き、未払金のマイナス残高の原因について、精査してまいります。
本投稿は、2017年06月27日 11時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。