登記費用について
94,800,000円の売買物件に対して不動産所得税が、本体価格X0.95%、登記費用が0.12%であると教わりました。ただ、この%がどこから導き出された数字かわかりません。軽減措置が関係しているそうです。お分かりの方、いらっしゃいますでしょうか。
税理士の回答

「不動産取得税」についてのご質問でしょうか。
総務省のHPにも記載がありますが、不動産取得税は、「不動産の評価額×税率(4%)=税額」で計算されます。現在、土地と住宅について、軽減税率として3%が適用されている状況です。
「0.95%」というのが不明ですが、固定資産課税台帳に記載される木造家屋を計算する際に、物価水準による補正率として0.95が乗じられるケースはありますが、その話ではないですよね。
不動産を取得した際、所有権等の移転登記を行うと思います。その際の費用については、登録免許税と司法書士への報酬から構成されます。
登録免許税については、登記の内容によって、0.4%~2.0%の税率が定められています。
なお、不動産の取得ではなく、所有にかかる税金として、固定資産税・都市計画税というものがあります。
不動産の所有者に対して課税される、固定資産税については、土地、家屋及び償却資産の課税標準額×1.4%で計算されます。これに都市計画税が0.15%加算されるケースもあります。
上記参考になれば幸いです。
本投稿は、2024年02月24日 14時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。