扶養について
私の家族は父と母と姉と私です。
父と母の年収は合わせて900万円くらいです。(確か)私は今大学二年生(19歳)です。アルバイトをしていますが、9月時点で95万円ほど稼いでいます。103万円の壁、130万円の壁とは何でしょうか?また私は今父親の扶養に入っています。制度が改正され130万円までは稼いでいいと店長に言われました。どうでしょうか?お忙しいと思いますが、回答よろしくお願いします。
税理士の回答
お答えいたします。
いずれも扶養に入れるか入れないかの境目を示すものです。
103万円の壁は所得税の扶養に入れるかというものです。これを超えますと、あなたは父親の扶養から外れ、父親の所得税が増えることとなります。
130万円の壁は社会保険の扶養に入れるかというものです。これを超えますと、あなたは自分で社会保険に入らなければならなくなります。
また、130万円まで稼いでいいというのはおそらくは配偶者の扶養のことかと思われます。ご質問者には関係ないかと思われます。
ご参考になれば幸いです。
税務上の扶養親族に該当するためには、アルバイト収入(給与収入)が年103万円以内に抑える必要があります。これが「103万円の壁」と言われるものです。
下記サイトの2(3)をご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1180.htm
一方、社会保険に関しては被扶養者に該当するかどうかの判定は、年収の見込みが130万円を超えるか否かになります。これが「130万円の壁」と言われるものです。
税務上の扶養親族の判定基準は年収103万円のままです。年収130万円に変わっていませんのでご留意ください。
本投稿は、2019年10月04日 09時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。