個人から法人への請求書作成の際の消費税について
現在会社で正社員で働きながらイラストレーターとして副業をしています。
副業の方は今年は年収20万円を超えそうなので確定申告する予定です。
個人から法人への請求書の内容で、消費税について疑問があります。
私のような個人から、法人のクライアントへ請求書を出す際、
・内訳に消費税を書いても良いのか?
・請求書に消費税の記載をせず総額のみ記載した場合、消費税の内訳はあるけれど0円にした場合、消費税額もきちんと記載した場合、とで
私とクライアントそれぞれ損得があるのか?(クライアント側の処理が楽になるなど)
法人のクライアントから
「法人は個人に消費税を払ってはいけない法律があるので、請求書の内訳には消費税と記載しない方が良い」と言われ、疑問に思いました。そのような法律があるとは聞いたことがないのですが、、、
初めての質問で、言葉足らずでしたら申し訳ありません。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

養父郁与
国税庁のHPでは下記の5つの項目を記載しましょうと書かれています。
<No.6625 請求書等の記載事項や発行のしかた>
1.書類作成者の氏名又は名称
2.取引年月日
3.取引内容
4.取引金額(税込み)
5.書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称
内訳に消費税を書くことは良いと思います。
>法人は個人に消費税を支払ってはいけない法律
そのような法律はないですが、
2023年10月から導入されるインボイス方式のことを言われているのでしょうか。
免税事業者や個人消費者からの仕入れについては、
仕入税額控除ができないことになるので、消費税は支払えませんという意味かもしれません。
でもまだ先の話です。
早速のご回答ありがとうございます!
そうなのですね。
なぜクライアント側が「消費税の記載をしないでほしい」と言ったのかが疑問なのですが、なにか私かクライアント側にメリットがあるからなのでしょうか?

養父郁与
2023年からはインボイス方式に変わるので、
免税事業者(課税売上が1000万以下)からは仕入税額控除ができないので
「消費税の記載をしないでほしい」と言われているのではないかと推測します。
ご回答頂きありがとうございます!
ではまだインボイス式が始まっていないので、特にお互い損得がある…というわけではないということですね。
ありがとうございました!
インボイス式のことも知らなかったので
とても助かりました!
本投稿は、2019年07月02日 23時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。