消費税申告について
10年ほど開業していた自動車整備工場を平成27年1月1日に廃業しました。青色申告をしていたので、廃業届けも税務署へ届出を行いました。廃業理由は、借り入れ返済ができず、資金繰りも厳しく自己破産手続きもとりました。この件は現在進行形です。廃業はしましたが食べていかなければいけないので、同じく平成27年1月1日、新たに事業を始めましたが、今までとは違い、ほそぼそと始め、今回の確定申告で白色申告で確定申告しました。無事済んだとおもいきや、昨日税務署から消費税申告をしろと郵便が届き、平成25年、26年も間違っている可能性があるので修正申告しろとの事です。25年も26年も非課税申告で消費税も0円なのですが、こういう封書が届くということは、何の原因が考えられるでしょう。。。
税理士の回答

私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです
ご質問の消費税については次の様に定められています。
1.消費税の納税義務者
基準期間(前々年)の課税売上高が1000万円超の場合には、その年は消費税の納税義務者となります。
ご質問のケースですと、27年に対する基準期間は25年となりますので、25年の課税売上高が1000万円を超えていたならば、27年に始めた事業に対する課税売上に係る消費税について納税義務が有りますので、申告が必要となります。
個人の場合は前の事業を廃業しても、上記のように各年の課税売上高により判断いたしますので、新たに始めた事業に対しても納税義務は発生します。
詳しくはhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6121.htmを参照ください。
2.25年・26年について
これについては、ご質問の内容だけでは判断できません。
消費税の計算方法は所得税とは異なりますので、所得税が課税されない場合でも、消費税の税額は発生することはよくある事です。
又、簡易課税制度を選択している場合については、課税売上金額から消費税の納税額を計算しますので、必ず納税額が発生します。
詳しくは税務署にお尋ねください。
尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
では、参考までに
ありがとうございました。大変わかりやすかったです。税務署に行ってきましたら消費税の還付があるみたいなんですが、還付の際は元帳を出してきて下さいと言われました。元帳とは、総勘定元帳でしょうか?弥生会計で帳面はつけているのですが、どの部分を出せばいいのでしょうか・・・?

>ありがとうございました。大変わかりやすかったです。税務署に行ってきましたら消費税の還付があるみたいなんですが、還付の際は元帳を出してきて下さいと言われました。元帳とは、総勘定元帳でしょうか?弥生会計で帳面はつけているのですが、どの部分を出せばいいのでしょうか・・・?
参考になったのであれば良かったです。
ご質問の元帳については、一般には「総勘定元帳」を指しますので、弥生会計の「総勘定元帳」を印刷(全科目)されて持参してみてください。
還付とのお話なので、売上(課税売上)よりも仕入や経費(課税仕入れ)の方が多かったとの事だと思いますので、その内容(課税仕入れの状況)が判るものが必要となります。
では、参考までに
ありがとうございます!いつも、大変わかりやすいです。ご丁寧にいつもありがとうございました。
本投稿は、2016年05月24日 22時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。