消費税の簡易課税の区分について
消費税の簡易課税制度について質問です
中古車販売の場合、基本的には仕入れてきた車に整備をして販売するので第3種となることは理解しております
この場合、第3種ということは製造業となるので、お客さんが持ち込んで部品を取り付けた際の工賃
については「加工賃その他これに類する料金を対価とする役務の提供」に該当し第4種になるでしょうか
それとももともと自動車販売業は製造業ではないため、第3種の売上がメインだとしても
こちらの工賃についてはサービス業として第5種になりますでしょうか?
税理士の回答

米森まつ美
回答します
中古車販売業は製造業ではありませんがおおよそご理解のとおりでよろしいかと思います。
ただし、よくあるケースでオプションなどの取り付けがあり、別途取付料等の名目で請求する場合は、その部分は「サービス業」として第5種になります。
整理しますと
① 仕入た中古車にワックスがけや点検、清掃をして販売する場合は「性質・形状の変更がない場合」に該当し、第1種か第2種
② 仕入れたものを、改造・板金・塗装等をした場合は、「性質・形状の変更がある場合」として第3種
③ 持ち込みの車に、改造、板金、塗装等をした場合は「加工費を対価とする役務の提供」として第4種
④ 「①」の際にオプションの取り付けを行った場合で、取付料の名目で別途請求する場合は、その部分は第5種
以上参考にしてください。
本投稿は、2021年07月30日 09時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。