電子領収書では内訳(税抜金額・消費税額・消費税率)を記入しなければいけませんか?
フリーランスです。クライアントから、請求書に対して、領収書が欲しいと言われ作成中なのですが、税抜金額・消費税額・消費税率を記入する欄がありました。
私は、税込みでの金額で仕事をお受けしているので、この場合どうすれば良いのでしょうか?
記載なしだと何か問題は起きますか?
また、記載する場合税抜金額など定めていないため(というか消費税分はいただいていないので)書きようがないのですが、どうすれば良いでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

米森まつ美
領収書は、相手側からの指定の用紙なのでしょうか。
指定の様式でない場合は、領収書には種類が色々ありますので、適宜「税込」で記載できる領収書を作成されてはいかがでしょうか。
しかし、指定の用紙での作成で、かつ、税込みでの契約であれば、その金額を1.1で割ることにより、税抜きの金額が算出されます。
例えば10万円の税込みの約束であれば
100,000円 ÷ 1.1 = 90,909円
90,909×10% = 9,091円
合計 100,000円 となります。
なお、会社によっては、「税抜き」を「税込」に訂正しても良いとする会社もありますので、一度相談されてはいかがでしょうか。
蛇足ですが、消費税は非課税でない限り、その「課税売上金額」には、消費税は含まれていると考えます。
本投稿は、2021年08月31日 13時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。