主人の扶養に入っている55歳主婦パートタイマーです。
55歳主婦です。夫の扶養範囲で4年前からパートに行っています。
先日主人の会社の年末調整を令和4年度の源泉徴収票をもとに記入し、提出しました。
ところが、春から時給が上がり今年の給与累計は126万円ほどになっていました。
しかも、収入になる事とは想定外だった個人年金(2件)の受け取りが始まり、支払い内容のお知らせが来ました。
2件とも逓増型(約年90万円)です。今年受け取ったのは904,562円で必要経費は199,014円です。
そこで、相談内容は2つあります。
1つは、年末調整(主人の扶養)はどうすれば良いのでしょうか?
2つ目の相談は、個人年金は雑所得になるというのは調べて知ったのですが、夫の扶養範囲で税金がかからない状態でパートを続けようと思ったら、働くのをいくらまでで押さえておかないといけないものでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。
税理士の回答

奥村瑞樹
1つは、年末調整(主人の扶養)はどうすれば良いのでしょうか?
税法上の扶養から外れてしまう(所得が140万ぐらいになりそうです)ことから、ご主人様の年末調整時の控除対象扶養親族には記載出来ないことになります。
2つ目の相談は、個人年金は雑所得になるというのは調べて知ったのですが、夫の扶養範囲で税金がかからない状態でパートを続けようと思ったら、働くのをいくらまでで押さえておかないといけないものでしょうか?
毎年約90万円の個人年金を受け取ることになりますので、毎年の確定申告が必要となります。
そのため、パートを続けることにより、ご相談者様の所得税はその分増加します。
「夫の扶養範囲で税金がかからない」の意味が「配偶者特別控除38万円を受ける」という意味でしたら、合計所得金額を95万円以下(下記国税庁HP参照)にすれば良いです。
つまり、パート収入を80万程度に抑えれば良いかと思います。
雑所得 70万(90万-20万)
給与所得 25万(80万-控除55万)
合計所得金額 90万
(参考:国税庁HP)
配偶者特別控除
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1195.htm
本投稿は、2023年12月11日 21時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。