税金について
月にカードを小分けで五万円で五回から六回ほど売るのですが、自分の給料より高い金額を合計で売っている場合税金は多くなりますか?会社が確定申告してくれています。
税理士の回答

石割由紀人
カードの販売が個人として行われている場合、この活動が副業に該当し、所得が一定の基準を超えると個人での確定申告が必要になります。具体的には、副業で得た所得が20万円を超える場合、確定申告を行わなければならないという基準があります。所得とは、販売から得た総収入から必要経費を差し引いた金額です。例えば、カードの販売にかかる送料や購入費用などが経費にあたります。
1. 所得の定義と確定申告の必要性
副業の所得(つまり収入から経費を引いた額)が20万円を超える場合は、会社での年末調整とは別に、個人で確定申告を行う必要があります。
2. 所得の種類
副業の所得は雑所得または事業所得として申告されます。事業所得になるかどうかは、その活動が社会通念上、「事業」として認められるかどうかに依存します。帳簿を保持している場合は、事業所得と見なされる可能性がありますが、記録がない場合は通常、雑所得として扱われます 。
3. 税金の増加について
副業の所得を確定申告することで、課税所得が増加し、結果として所得税が増える可能性があります。しかし、必要経費を適切に控除することで、課税所得を減少させ、税負担を軽減することも可能です。
したがって、カードの販売が会社の業務としてではなく、個人の副業として認識されている場合、上記の点を考慮して売上から必要経費を差し引いた所得が20万円を超える際には、個人での確定申告が必要になる可能性があります。税金の影響を最小限に抑えるためには、正確な記帳と経費の把握が重要です。
本投稿は、2024年11月28日 14時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。