整理解雇で支払う賃金について
業績不振により整理解雇を実施する必要に迫られています。
その際、30日以上の平均賃金を支払うことになりますが、この金額について質問があります。
当社はみなし残業制度を適用しておりますが、この場合支払うべき平均賃金は、残業代込みの金額になりますか。それとも基本給のみになりますか。
教えていただけますと幸いです。宜しくお願いします。
税理士の回答

長谷川文男
平均賃金は、通常の生活賃金をありのままに算定することを基本とし、原則として事由の発生した日以前3か月間に、その労働者に支払われた賃金の総額を、その期間の総日数(暦日数)で除した金額です。(労働基準法第12条)
実際に支払った金額で計算しますから、みなし残業代を支払っていれば、除外しての計算はできません。他の手当も同様です。
すべて含めて計算します。
本投稿は、2019年10月02日 13時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。