個人年金解約時の税金について
サラリーマンです。
数年前に生命保険会社の個人年金で、200万円を一括納入で加入しました。
毎年、確定申告で還付申請しています。
しかし、まとまったお金が必要となってきて解約したいと思っています。
加入から7年目で元本割れしない金額が返金されます。来年7年目になるため、来年に解約したいと思いますが、その際に税金はかかるのでしょうか。
ふるさと納税や医療費控除などで確定申告(還付申請のみ)は毎年していることや、加入してから個人年金の還付申請などしている関係上、何か税金がかかるのかと思いまして相談させていただきました。
宜しくお願いいたします。
税理士の回答
ご回答いたします。
生命保険会社の個人年金を解約して、解約返戻金を一括で受け取った場合、下記の算式により計算した所得がある場合には、税金が発生します(保険料負担者と受取人が同一であることが前提です)。
■算式
((受け取った保険金の総額-既に払い込んだ保険料)-50万円)×1/2=所得
なお、毎年還付申請を行っているとのことですので、上記の税金が発生しても、納付にはならず、還付金が減少するだけの可能性もあります。
ありがとうございます。
この所得というのは、会社の給料とは合算しないでよろしいでしょうか。
受け取った保険金の総額-既に払い込んだ保険料が5万円程度の場合は、特に確定申告で申告する必要はないでしょうか。
確定申告時に会社の給与(給与所得)と合算されて税金が計算されます(給与所得+一時所得)。
しかし(保険金総額-払込保険料)が5万円程度の場合は、50万円差引後の金額は0円となるため、確定申告の必要はありません。
分かりやすくありがとうございました。
本投稿は、2020年05月08日 13時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。