転職の際、同じ年収なら契約社員と業務委託(個人事業主になる)どちらを選ぶべきでしょうか?
転職をするのですが、本来のその会社の休日規定が私の希望と合わなかったため、正社員ではなく、契約社員or業務委託(個人事業主になる)のどちらの雇用形態を選ぶ予定です。どちらがメリットがあるでしょうか?
まだ個人事業主として開業はしておらず、その開業も視野に入れて情報収集をしている段階です。
現在は正社員で勤務。7月頃に転職します。
その新しい会社は本来の会社規定では休日が月曜。私は家庭の都合で土日祝休みが希望で相談した結果、契約社員or業務委託の形で提案されています。私も正社員の形にはこだわってはおらず、その新しい会社の業務内容に魅力を感じているため、契約or業務委託の形で仕事を始める予定です。
新しい会社での業務は広報やマーケティング、販促関連を担当する予定です。
そこでご意見を頂きたいのは、同じ年収(仮に600万円)の場合、税、保険やその他控除の面から総合的にみて、契約社員と個人事業主になって業務委託、どちらを選ぶべきかについてアドバイスがほしいです。契約社員だと会社が保険の支払いもするようです。ただ、個人事業主にしたほうが工夫次第で控除のメリットが出たり、他の副業もできたり自由度が高いメリットあるなーと個人的には考えているところです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
保険に関しては、契約社員が有利です。国保は社会保険より高額です。
税金面に関しては、あなたの仕事でどれくらい経費がかかる見込みか予め計算し、給与の経費である給与所得控除と比較する必要があります。
しかしながら、個人事業主ですので事業開始と同時に青色申告の届けを行えば、最高で青色申告特別控除65万円が受けられます。これが適用できれば個人事業主が有利です。
このためには、青色申告にして、最初は税理士や青空申告会の指導を受けるべきかと考えます。
ご回答ありがとうございます!
追加の質問です。
〉個人事業主ですので事業開始と同時に青色申告の届けを行えば、最高で青色申告特別控除65万円が受けられます。
こちらの内容について追加で教えてください。
個人事業主として開業後に考えられる経費は、そんなに多くはありません。
下記の程度です。
・自宅(持ち家、ローンあり)の一部を業務の事務所として使用
・自宅通信費、電気代などの一部使用
・自家用車(購入済)の一部を通勤に使用(交通費は別途会社から支給あり)
・ノートPCの購入
・自己啓発、勉強のための費用
・税理士さんをお願いする場合の経費
その場合、どう思われますか?

丸山昌仁
青色申告の方が有利なことが多いです。
開業当初の経費が少なくても、この先は見通せません。青色には、いろいろな特典があります。例えば損失を被ったとき、その赤字を3年間繰越せるなどです。また、場合によっては配偶者を専従者にして、給与を支払うことも可能です。
これらは白色申告にはない制度です。
親切に教えて頂きありがとうございます!!参考にさせて頂きます。もし青色申告をする場合はご相談させてください。
本投稿は、2022年05月23日 13時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。