出来るだけ払う税金を抑える方法
ご質問させて下さい。
今年から個人事業主として今年末までに約1600万円ほど稼いだのですが、かなり税金が高いことに驚いております。
妻にも少し事業のお手伝いはして頂いておりますが、実際に給与を支払った事はありません。と言うか支払い方が不明でした。
知りたいことが何点か御座います。
・妻に手伝って頂いた分は、旦那から配偶者へ給与として幾らかを支払い、その分を経費にできるのでしょうか?(もしできる場合は、いくらまで給与として支払いが可能でしょうか?)
・ネットで知り合った方から直接現金手渡しにてコンサルティングを受けたのですが(150万円です)実際に振り込みの明細などが用意できませんが、支払ったと私が言えば経費になりますでしょうか?
・その他で限界まで支払う税金を減らす方法を教えて頂きたいです。
税理士の回答

中西博明
・青色申告か白色申告かによって、生計を一にする奥さんに対する給与の取扱いが異なります。
つまり、青色申告者であれば専従者給与の届出をした上で、労務の対価として妥当な給与金額であれば必要経費になります。
しかし、白色申告者の場合、仮に奥さんに給与を支払ったとしてもその給与は必要経費にはなりませんが、その代わりに事業専従者控除として86万円を必要経費とすることができます。
・コンサル料は事業に直接必要な内容であれば必要経費になりますが、支払った証拠を保存する必要があります。
したがって、領収書をもらってなければ事後であっても貰っておくことをお勧めします。
・.節税策とのことですが、このようなWeb上では具体的なアドバイスは限界がありますが、節税策の最たるものは青色申告をして青色申告控除(最大65万円)と事業専従者給与を支払って所得の分散化を図ることです。
本投稿は、2020年12月24日 20時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。