事務所兼自宅購入の際の諸費用を経費にする
ご回答いただけましたら幸いです。
今年に、副業として始めている雑取得収入分のために自宅兼事務所として、家を購入しました。住居:事務所 の按分(延べ床面積比)は92:8です。
ですので、家そのものの価格(税込み)⇒取得価格×8/92÷減価償却年数で毎年計上予定です。
そのほかに例えば、下記につきまして経費として計上することは可能でしょうか。
①キッチンやベランダ、トイレ等のグレードアップ費用
②壁紙のグレードアップ費用
③間取り変更代
④住宅ローン融資手数料
⑤登記費用
⑥火災保険料(÷10年分)
⑦地震保険(÷5年分)
⑧カーテンレール工事費
⑨引っ越し費用
以上、経費として可能かどうか判断いただけないでしょうか。経費として計上できる場合、家取得価格+(①~⑨を合算)×8/92÷減価償却年数として計算すべきでしょうか。
ご確認お願いいたします。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
①から⑨までは、家本体の価格と分けるべきです。まず②と⑧は個別に事務所にかかった費用を計上します。
①、③と⑨は事務所との関連する明確な理由がないと難しいと考えます。
④から⑦については、支払手数料や保険料として案分割合を計上することは可能かなと考えます。
なお、案分割合は8/100で計算してください。
お忙しいところ、ご回答頂き誠にありがとうございました。
按分の件、とんだ勘違いをしておりました。おっしゃる通り8/100ですね。失礼しました。
■①、③に関しましては事務所とは無関係になりますので、計上しない判断で進めたいと思います。
■⑨に関して、引っ越し前の住まいも事務所として一部使っていて、今回の引っ越しで住居兼事務所に引っ越しました。そう考えると、按分(8/100)で処理できないかと考えますが、いかがでしょうか。
■④~⑦に関しまして、特に④や⑤は高額(前者150万円ほど、後者60万円ほど)であり、ローン支払い中に含めております。④や⑤であっても、住宅価格(減価償却にかかる費用)に加えることなく、按分割合を掛けるのみで年内全て計上してしまってもよいでしょうか。
以上、お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答を何卒宜しくお願い致します。

丸山昌仁
住宅の価格を判断するために、本体契約の中に含めたら一応減価償却費の計上は可能です。
④、⑤は価格に含めず、確かに別途算定しても差し支えないと考えます。
⑨も何を運んだか明確にすることが大事です。基本的に家財等の引っ越し費用ととられますので、明らかにしておかないと駄目だと考えます。
この度はお忙しいところご丁寧にありがとうございました。
最後に1点だけ、確認させてください。
■④~⑦はどのような科目で落とせばよいでしょうか。
以上、よろしくお願いします。

丸山昌仁
支払手数料、保険料などの項目で良いかと思います。
本投稿は、2022年06月14日 23時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。