個人事業主と法人の両立
お世話になります。
現在、個人事業主として自宅で事業を行っております。
その他に、別にメインの勤務先から給与も取得しています。
この度、法人(LCC)を取得し、個人事業主の業務の移行を検討しています。
現在、個人事業主の取引先が2社(A,B)あります。この2社との取引は下請けで小規模でしたが、
近く、別の1社(C)と契約を検討しています。ここは下請けしていた業務に加え、マネージメント業務などが加わるため、法人格での契約が必要となり、会社を設立することとしました。
これまで取引している A社とは、会社との契約に切り替えようかと思っています。
しかし、B社とは、そのまま個人で業務を継続したいと考えております。
また、新たに D社とも下請け業務のお話をいただいていて、それは可能であれば、個人で引き受けたいと考えております。
個人事業主と法人との両立が可能かどうかですが、
理由ですが、現在の個人事業は、ただの下請けなので、通常は法人格としてまで行う必要がなく、わざわざ B社に法人として契約をし直したいと申し出ることが億劫であること。新たに話をいただいている D社に対しても、同じことを思っています。
一方で、契約を検討中の C社の業務は個人事業の範疇を超えていますので、法人でなければ、契約も出来ません。そのため、こことの業務は法人契約を結ぶ予定です。
A社は、これまで B社や D社と同じような業務を請け負っていましたが、C社との契約を踏まえて、今後は業務提携したいと考えております。そこで、法人との契約に切り替えたいと考えております。
それぞれの取引先との業務は交わることはなく、別契約とすれば、お互いの利益を損なうことはないと思っています。
抽象的な内容でわかりにくくてすみません。
このような状況の場合、個人事業主と法人の両立を行うことは可能でしょうか。
税理士の回答

今までは給与所得と事業所得であったものが、これに加えて給与所得がもう一つ追加になるということでしょうか。
業務の特性はわかりかねますが、個人での契約と法人での契約は別人格ですので両立という考え方ではなく法人は法人で(代表があなたなだけ)、個人は個人事業と給与2カ所という考え方でよろしいのではないでしょうか。
よろしくお願い致します。
ご返信ありがとうございます。
業務は、各会社より依頼された資料に専門的コメントを付けるというものです。
会社法第356条を読んでいますが、会社と個人事業のそれぞれの取引先に特に不利益を与えることはないだろうと思っています。
この観点からは如何でしょうか。

税務の問題ではありませんし詳細が分かりかねますので、わかる範囲での一般論としてのご回答です、ご参考までに。
会社に不利益となるような行為ではないですし、取引先は不利益であれば契約解除という手段があると思われますので、利益相反取引に該当しないのではないでしょうか。
よろしくお願い致します。
ご返信ありがとうございました。
利益相反についての理解が深まりました。
会社設立でよく分からないことばかりですので、ご意見が頂けて、とても助かりました。

こちらこそ、ご利用ありがとうございました。
設立当初は、いろいろとわからないことが出てくるかと思いますが頑張ってください。
本投稿は、2017年12月07日 01時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。