サラリーマンの副業起業の際の個人事業主と法人の選択について
課税所得600万円くらいのサラリーマンです。
会社了承のもと、来年から副業で起業しようと考えておりますが個人事業主ではじめるのか、法人化してはじめるのが良いのか悩んでいます。ネットではその判断基準が多数ありいまいちよくわかりません。以下条件の場合どういう判断になるものでしょうか?
副業会社は私一人でほかに従業員はいません。その会社の売り上げは年間400万円くらいと予想しており、経費になりそうなものは全部で100万円くらい、つまり利益300万円くらいと予想されます。数年後くらいにの事業が成長していたとしても、利益は500万円くらいまでが限界と予想しています。ちなみに事業はIT系のニッチな専門系で、単純に自分の技術力を売りにするものです。
税理士の回答

高橋佳宏
課税所得というのは年収でしょうか?
年収だとしたら、法人設立しても減税の効果は無いですね。現状で所得控除が50万程度の場合、所得税+住民税で139万円、法人設立し役員報酬を年150万とすると、法人税+所得税+住民税で170万程度です。
更に税理士等のコストも増えますので将来会社を大きくしたい計画が無ければメリットは少ないかもしれません。
いずれにしろ、税務署に開業届、青色申告承認等+小規模企業共済+倒産防止共済で大幅な減税が合法的にできますので、設立前に税理士にご相談された方がよろしいと存じます。
本投稿は、2015年06月27日 20時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。