私の開業日はいつですか
私は個人でアプリ開発をしている26歳です。今年開業届を出す予定です。
ご相談内容は、
・いつから開業したと言えるのか
・履歴書にはその開業日から自営業と書いていいのか
についてご教授いただきたいです。
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2016年9月:専門学校在学中に1作目のアプリを制作。収益無し。
2017年4月: 専門を辞め、大学に入学。
2019年12月: 大学在学中に2作目のアプリを制作。収益無し。
・2021年4月: 大学卒業するも就活に失敗鬱になっておりそのまま実家暮らし無職、3作目と4作目のアプリを並行して制作開始。
・2021年8月:3作目のアプリをリリースするも収益は初月200円。現在も月1000円ほど。
・2021年9月: 同時制作していた4作目のスマホアプリ制作途中で放棄。
・2022年1月: 4作目のアプリ制作再開。
・2023年後半: 4作目のアプリ完成リリース。徐々に収益が増え、2024年1月に22万、それ以降も月35万以上の収益が出て、アプリのサブスク登録者も増えてきたので今年中に開業を考えています。
しかし、企業での実務経験が無いため、就職先を探します。
まとまった収益になるまで年数がかかったので面接時の空白期間の説明が心配です。
職歴欄にはいつから自営業と書いていいのでしょうか。
長文となり申し訳ございません。ご教授頂きたいです。
税理士の回答

本件、税務的な部分と、就職活動に関する部分が混在してしまっていますので分けて考える必要があります。
【税務的な開業日】
税務的には、届け出の有無と関係なく十分な売上が出ますと事業主と認識されるようになります。
4作目のアプリで十分な収益が上がるようになっているので、「すでにあなたは個人事業主になっています」といえます。早々に開業届を出した方が良いでしょう。
開業日が難しいのですが、第4作目のリリース日を記載して「2023年は所得が出ていない」ということにすればスジは通ると思います。
【就職活動的な開業日】
こちら、税理士というよりも「転職を3回した末に開業した人間の意見」として見ていただきたい部分になります。
職務経歴という意味では長期の空白がある、となりますが、大学卒業後、アプリ開発の切れ目は4か月しかありません。こちらをうまく活用してはいかがでしょうか?収益の上がるアプリを作った経験というのは稀有なものです。
「大学卒業後、アプリ開発者として活動」という書き方をして、ポートフォリオという形で1作目からのアプリの概要をまとめてはどうでしょうか?
転職エージェントなど採用関係の専門家の意見も聞いたうえで、仕事以外の形で積んだ経験をアピールしてみてください。
ご丁寧に返信していただきありがとうございます。税務的、就職活動的な面からの意見をいただいたことで考えをまとめることができました。早々に開業届を出すことにします。
本投稿は、2024年05月20日 23時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。