小規模の共同事業について
友人と共同で行っている所得20万以下の事業があります。共に個人事業主で、分業制、取り分は半々です。今までは一人がメインとなり経理処理を行っていましたが、今後の規模拡大に向けて、屋号での口座開設、事務処理の外部委託などを考えています。
質問1.法人化以外でおすすめの方法をおしえていただけますでしょうか。
質問2.それぞれで確定申告をする場合、レシートなどの決算書類は、一人が原本、もう一人はそのコピーを用意すればよいでしょうか?
質問3.所得が20万円以下の場合、複式簿記での決算書ではなく、収支報告書のみ作成すれば良いですか?
質問4.事務処理は友人に依頼する予定です。必要な書類などはありますか?
質問5.外注費は現金手渡しでも良いですか?適正額などありますか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
山本快夫
お世話になります。
ご質問に対する回答)
↓
①
ご友人と個人同士での共同経営という方法があります。
②
はい。問題ございません。
③
所得の多寡に関わらず、白色申告は選択可能ですので、収支内訳書だけの作成で構いません。
④
共同経営に係る契約書などにおいて、事務処理費用(外注費とするのか等)の扱いなど、お二人の間において詰めておくことをおすすめ致します。
⑤
現金支払でも構いませんが、領収証は必要となります。
基本的にはお二人で決定された取引価格が尊重されますが、あまりにも社会通念上の相場からかけ離れた取引価格ですと、必要経費性が疑われたり、贈与の問題が生じたりする税務上のリスクの余地があります。
―――――――――――
補足)
個人2名で均等の分配割合による共同経営ということですと、
所得税基本通達 36・37共-20に基づいて、分配割合1/2として、
1.事業に係る収入金額、原価・費用、資産、負債等を分配する方法
2.事業に係る収入金額、原価・費用並びに損失を分配する方法
3.事業に係る利益又は損失を分配する方法
があります。
個人的な好みとなりますが、上記1.の方法が、わかりやすくシンプルだと考えています。
他にも、代表者1名が個人事業主となり、他の1名に委託費として分配する方法も、しばしば見ますが、個人的にはおすすめ致しません。(私見)
―――――――――――
他の方のアドバイスも参考になさってください。少しでもご参考になりましたら幸いです。
山本快夫
補足させていただきます。
前提の「今後の規模拡大に向けて...」とのことですが、もし、インボイス登録されて課税事業者としての事業をご計画の場合は、共同経営方式ですと、売上の場面でも必要経費の場面でも、事務負担が大きくなります。
その場合は、代表者1名が個人事業主となり他の1名に委託費として分配する方法や、法人化が選択肢となると考えます。
宜しくお願い致します。
本投稿は、2026年09月27日 10時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







