合同会社設立と株式会社設立で悩んでいます
現在個人事業主(一人)をしています。
税金や社会保険料があまりにも高いため利益を圧迫しています。
対策として、合同会社か株式会社を設立しようと考えています。
株式会社の場合は、社会保険の加入が義務づけられていますが、合同会社では一人であれば、国民健康保険の加入のみも可能なのでしょうか?
また、社内規定など、節税対策(日当設定等)も、株式会社でできるようなことは、合同会社でもできるのでしょうか?
税率等も株式会社と同じと考えてよいのでしょうか?
よろしくご教授のほど、お願い申し上げます。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
社会保険については、会社であれば、株式会社でも合同会社でも、加入は強制です。最近は、社会保険未加入の会社に対して、書面で加入を促されることが多くなっています。
株式会社と合同会社で、税金計算上の差異はありません。株式会社でできることは、合同会社でもできます。税率も同じです。
合同会社は、かつての有限会社のイメージです。
以上よろしくお願い致します。

合同会社であっても法人格がありますと株式会社と同様の扱いとなり、原則として社会保険は強制加入になりますのでご留意ください。
また、株式会社も合同会社も同じ法人税法の取扱いになりますので、日当などの節税対策に関しても同じ考えになります。税率も株式会社と同じになります。
以上、宜しくお願いします。

こんにちは、回答申し上げます。
合同会社も株式会社も、税法上同じなためどちらが得などはございません。
唯一違うとすれば、設立費用が異なります。
合同会社が安く設立できます。対外的に名称にこだわらなければ、内容は同じですので合同会社でも問題ないかとは存じます。
しかし、社会保険に関して同じ扱いなため注意は必要です。
あと、株式会社は代表取締役といわれるのに対して、合同会社は代表(業務執行)社員となる点は異なるかと存じます以上、宜しくお願い申し上げます。
とてもわかりやすいご回答、誠にありがとうございます。
個人事業主になって初めて知った、所得税、消費税、社会保険料の壁。
来年から消費税課税対象業者になるので、じっくり吟味していきたいと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2016年11月11日 20時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。