勤務医、起業検討中。税制面についてご相談。
起業を行い経費を拡大するか、または、雑所得として対応することが勧められるかご教授のほど宜しくお願いします。
現在勤務医を行いつつ、オンライン健康相談サービスの回答医師として登録(雇用ではありません)し2社よりも収入を得ています。今月中にオンライン健康相談サービスを4社に拡大を予定しており、収入面では勤務医の収入を下回りますが、徐々に増大傾向にあり、また、今年度中に独自に地域に根ざしたオンライン健康相談サービスの構築を予定致しており、年間の収益としては100〜300万円程度を予定致しております。
勤務医以外の時間を当てており、平日は朝・夜の4時間、土日は4〜8時間程度で行っておりそれなりの時間を費やし、また、youtubeへの動画UP等も並行して行っておりそれなりの経費がかかって来ております。
起業し経費枠を広げ家賃の一部やパソコン、通信費等も経費としていくか、
現在のまま雑所得として確定申告を行うべきか、
どちらがお勧めされますでしょうか。
そもそも事業として認められますでしょうか?
ご教授のほど宜しくお願い致します。
税理士の回答

中西博明
ご質問の事実関係では、営利性があり自己の危険と計算において独立して継続的に行われると考えられますので、事業所得として認められる程度の規模だといえるのではないかと思います。
なお、必要経費の範囲については、事業所得と雑所得によって大きな差がある訳ではありませんが、事業所得では青色申告ができますし、特に複式簿記により貸借対照表を作成すれば最大65万円の青色申告申告控除を受けることができますので、節税という観点からはお勧めです。
事業所得として申請を検討したいと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年08月06日 05時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。