不動産管理会社設立について
主人の実家の古い家を建て直し貸しビル業を営もうと計画しています。
不動産管理会社を設立すると節税になると伺ったのですが質問があります。
土地は主人所有。建物は主人名義で建設予定。
主人は現在会社員です。私はパート勤務で扶養範囲内で働いてます。
管理会社はどちらの名義で運用した方が節税になりますか?
税理士の回答

不動産管理会社の活用方法として、主に次の3つの方法があります。
① 管理委託型・・会社が賃貸物件の管理業務を行う方式
② 一括借上型・・会社が建物を一括借上げて、第3者に転貸する方式
③ 不動産所有型・・会社が建物を建てて、直接賃貸する方式
上記の①と②は比較的簡単に実行できますが、小規模なケースですと①・②は節税メリットはあまり期待できません。所得税等の節税の面では③が効果的ですが、この方法の場合には税務上クリアしなければならない点がいくつかあります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、まずは、どの方式で管理会社を活用するか、具体的な効果を検証しながら検討し計画を立てることが必要と考えます。
そして、どの方式にするかによって、管理会社の出資者や役員も決まってくるという流れになります。
宜しくお願いします。
本投稿は、2015年02月17日 00時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。