サラリーマンによる賃貸副業のための起業について
以下、状況の説明です。
■賃貸業、その他を営む会社を設立予定
■資本金にするために持っている株を1000万円程度現金化
■賃貸物件は未だ探し中
■上記は副業。サラリーマンとしての本業があり、収入が高いため節税の狙いもあり
御相談は以下となります。
■賃貸物件を購入して、賃貸を始める前に会社設立は可能か?
■会社設立時点から経費を利用可能か?(物件の調査や情報収集に経費が使いたい)
■会社の利益が0円の間も、役員報酬を支払うことは可能か?社用車を購入し減価償却分を経費とすることは可能か?
■株を売った時点で利益が確定してしまうので、それは所得税の対象となってしまうか?
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

境内生
■賃貸物件を購入して、賃貸を始める前に会社設立は可能か?
⇒可能です
■会社設立時点から経費を利用可能か?(物件の調査や情報収集に経費が使いたい)
⇒可能です。開業費になります
■会社の利益が0円の間も、役員報酬を支払うことは可能か?社用車を購入し減価償却分を経費とすることは可能か?
⇒両方とも可能です。
■株を売った時点で利益が確定してしまうので、それは所得税の対象となってしまうか?
⇒株式は分離課税になっていますのでその時に所得の20.315%の税額が確定します。ただし、株式の売却損があればその所得と相殺します。
念のためご注意申し上げますが、経費は計上できても所得を計上しない限り、事業としては資金不足になり、個人のお金を法人へつぎ込むだけつぎ込み、何のための法人化と思うことになります。まずは所得をどれだけあげられるのかという計画が先でそのための経費とお考え下さい
ご回答ありがとうございます!
所得税を下げたいというのと、資産形成をしたいというのが狙いで、リターンが低くともリスクも低めな事業をしたいと思っています。
本投稿は、2021年04月23日 23時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。