【会社設立】個人名義の賃貸契約を事務所利用した場合の経費計上について
株式会社を設立するにあたり、事務所利用可能な物件を借りる予定です。
ちなみに自宅兼事務所ではなく、その一室をすべて事務所として利用します。
しかし、不動産さんや家主さんと相談すると
「現在、会社が存在していない状態なので、保証会社の審査に通るかどうかわからないから、法人名義で申し込むことは難しい」といわれました。
ですが、個人名義で賃貸契約を結ぶ場合であれば、OKだそうです。
そこの住所の法人登記も可能です。私は自宅が別にあります。
この場合、個人名義で賃貸契約したら、賃料は全額経費にできますか?
その際、会社と個人の間でなにか契約書を交わす必要がありますか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

髙橋和洋
賃借物件を実際に法人事務所として使用おり、法人が賃借料を負担している事実があれば、法人の経費として計上ができます。
なお、仮に家主さんと代表者が契約当事者であったとして、代表者が賃料を家主さんに支払い、法人から代表者に対し賃料に上乗せして支払うような場合は上乗せ部分が代表者に対する役員給与と認定される可能性が高いと思われますので、ご留意ください。
ご回答いただきありがとうございます。
1点ご確認ですが、例えば…
パターン①
賃貸物件が契約上個人名義でも「会社の口座から家主様の口座へ直接的に支払う」場合
パターン②
「会社の口座から代表者(私)を経由してから家主様に支払う」場合
どちらの支払いパターンでも、問題はございませんか?

髙橋和洋
パターン①及び②ともに問題はないものと思われます。
本投稿は、2021年12月04日 19時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。