ペイパルの収入について
私の国籍は韓国で日本法人の大手外資系で働いています。
今回、海外在住の人向けに個人ビジネスを展開する予定ですが、ネット上の広告サービス提供がメインで荷物等のやり取りはありません。
支払いにはPayPalを使い、PayPalに送金されたお金を韓国銀行口座もしくは日本銀行口座から引き落とそうと考えています。
質問1:PayPalに支払われたお金も税金の対象になりますか?
質問2:また、合わせてPayPalを使った個人ビジネスに関するライセンスもしくは公的な手続きの必要の有無も教えて頂けると幸いです。
イレギュラーケース1:PayPalの収入を韓国の銀行に送る場合も日本の個人事業の開業届出が必要でしょうか。
イレギュラーケース2:私はどの国で個人事業の開業届出を出すべきでしょうか。
居住は日本ですが、収入に関しては韓国の口座に送金する予定です。
懸念点1:PayPalのアカウントは日本のビジネスアカウントを使用しています。
懸念点2:特に事業所などはありません。
PS.私はどちらに税金を納めるべきでしょうか・・・
税理士の回答
おはようございます。
順次回答していきます。
■質問1:PayPalに支払われたお金も税金の対象になりますか?
なります。
商品を引き渡した時点で売上を計上しますので、その代金がどこに支払われるかは関係がありません。
■質問2:また、合わせてPayPalを使った個人ビジネスに関するライセンスもしくは公的な手続きの必要の有無も教えて頂けると幸いです。
ちょっと意図が分かりかねますが、税務的にはPayPalだからこの手続きをして下さいというような話はありません。
■PayPalの収入を韓国の銀行に送る場合も日本の個人事業の開業届出が必要でしょうか。
開業届はビジネスを始める時に提出するものであり、送金という行為とは何ら関係がありません。
■私はどの国で個人事業の開業届出を出すべきでしょうか。
日本に居住してビジネスをしますので、日本に開業届を提出します。
送金先の口座は関係ありません。
まとめますと、
・ビジネスを始める⇒開業届を出す
・商品等を引き渡す⇒売上を計上する
・お金を受け取る⇒課税関係なし
・お金を送金する⇒課税関係なし
となります。
本投稿は、2017年07月22日 02時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。