年収入数万円の副業(同人誌販売含む)で青色申告は可能か
グラフィックデザイナーです。
現在会社へ通勤してフルタイムで勤務していますが、会社の都合で給与所得が少なめで営業報酬が多めといった保険の外交員のような給与形態になっています。
税区分的には自営業扱いになっています。
家でも副業で時々仕事を請けているのですが、数万円程度です。
ほか、趣味で同人誌を作成して販売していますがこちらは赤字です。
節税のために総収入額を減らしたいので経費等確定申告を行いたいのですが、こんな状態で開業届けを出して青色申告は可能でしょうか?
副業の収入も年によってまちまちで、20万を越えることはない状態です。
これから副業も増やしたいので、申告をしていきたいとは思っていて準備を始めたいです。
税理士の回答

事業所得か雑所得かということですね。通常リスクをとっているかで考えるのがいいとおもいます。収入を得るためにどのくらいの時間を費やしているかや、また営業にどの程度かけているか、借入金をして事業を大きくしようとしているか等考慮していただければいいかと思います。趣味の世界から超えないようであれば、事業というのは難しいかもしれませんね。
早々にお答えいただきありがとうございます。
不勉強なものでご返答いただいた中で何点か不明なところがあったのですが、
よろしかったらお答えいただけませんでしょうか?
~通常リスクをとっているか
⇒この場合のリスクとは、
①申告の手間
②失業の際に手当てがもらえない
③毎年申告が発生する
といったことでしょうか?
~事業というのは難しいかもしれませんね。
⇒難しい、というのは開業届けが受理されないということでしょうか?
いまの状態では運営が滞る可能性があるということでしょうか?
副業や趣味のほか、フルタイムの勤め先の給与形態が、営業報酬が給与よりも額が高く設定されており、区分としては給与所得者ではなく、自営業となるようです。
いずれにせよ申告をしたほうが今後節税になるかと考えたのもあります。
総収入額を減らして、市営住宅の審査に通り、家賃を減らしたい狙いもあります(上記のリスクとの兼ね合いとは思いますが)

リスクというのは、全く別で、事業を行っているのか例えば趣味の世界なのかということです。つまり事業であればご自身の生活を支えるようなもので、当該事業を続ける為に、借入を行って事業を大きくしようとか、資格の必要なものであれば当該資格費用を払う等のようなことです。何もしなくても依頼がきてそちらを余暇の中で処理しているようなものは雑所得になる恐れがあると思います。特に給与所得が本業の方は、事業にあてる時間等がどうなのか、上記に説明したリスクをとって事業を行っているかを総合的に勘案される必要があると思います。
本投稿は、2018年12月25日 21時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。