ネットショップの決済代行手数料等の仕訳について
個人事業主です。
ネットショップの決済に関する手数料処理、タイミングについてご教示ください。
流れとしては以下の通りです。
①売上発生日(売掛金仕訳。この時点で正確な手数料は不明。)
②毎月10日に前月末時絞めの手数料明細が発行される。(固定金額含めて精算金額確定)
③売上の売掛金と相殺(10日の明細で確定)
⇒売上が大きいときは20日に事業口座に振込まれる。
⇒手数料(最低手数料含む)が大きいときは(個人)クレジットで請求される。
【質問】
1)手数料は売上時や月末日での未払金処理なしで、明細が確定した時点で計上してよいでしょうか。
2)手数料は「相殺分は毎月10日(相殺日?)」「クレジット請求分は20日」に分けて仕訳する方法でよいでしょうか。
3)売掛金「相殺分は毎月10日(相殺日?)」「振込分は20日」に分けて入金仕訳する方法でよいでしょうか。
上記以外にできるだけ簡易に処理可能な方法もご教示いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

ご相談の内容を、仮に1,000円の売上で手数料を200円として具体的に時系列で表した場合、次のような認識で宜しいでしょうか?
6/15 [売上時仕訳] 売掛金 1,000 / 売上 1,000
7/10 [手数料確定時] 手数料 200 / 未払金 200
7/20 [入金時] 普通預金 800 / 売掛金 1,000
未払金 200 /
相談者様のお考えは「その都度の発生主義で仕訳を起こさないで処理をしたい」という意向かと理解いたしましたが、期中の処理としては、手数料をその都度未払計上しなくても宜しいと思います。その場合には次のような仕訳になると思います。
6/15 [売上時仕訳] 売掛金 1,000 / 売上 1,000
7/20 [入金時] 普通預金 800 / 売掛金 1,000
手数料 200 /
ただし、決算時(12月)だけは、12月分の手数料を12月分の費用として未払計上し、正しく発生主義に修正する必要がありますのでご留意ください。
宜しくお願いします。
本投稿は、2016年05月31日 11時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。