開業年の仕訳についてです。
開業にあたり不明点が多く、困っております。
お忙しい中恐縮ですがよろしくお願いいたします。
私は主婦をしながら在宅ワークをしております。
前年度は所得が38万円未満ということで申告をしておりません。
去年の終わり頃に、継続のお仕事をいくつかもらえることが決まり、見込み収入が去年よりも大きくなりそうだと思い、今年の1月1日を機に開業という形で開業届を提出してきました。
ですので白色申告の経験もないですがいきなり青色申告になります。
青色申告のソフトを利用して1月から遡って仕訳をしていっておりますが、不明なことがたくさんあり困り果てています。
・昨年は申告していないのに、期首残高に売掛金を設定するのはおかしいことではないですか?
12月に作業した分が今年1月に入った場合、
期首残高に売掛金を設定し、かつ、普通預金/売掛金 の仕訳をすれば良いと認識しているのですが合っておりますでしょうか。
・1月1日の開業と同時に、残高はある(去年在宅ワークで稼いだもの)が取引がほとんどない個人口座を事業用口座にした場合の仕訳は
普通預金/元入金
又は
普通預金/事業主借
となるのでしょうか。
それとも、その残高は在宅ワークで稼いだものなので、元入金でも事業主借でもなくなにかほかの勘定を使う必要があるのでしょうか。
上手く状況が伝わっているかわかりませんが、どうか教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

まずは、青色申告は青色申請書を提出しなければできませんので、開業届に合わせて青色申請書を提出されているという前提でお答えします。
①前年申告していなくても期首に売掛金を設定しても差し支えありません。また、売掛金の回収時は、普通預金✖️✖️/売掛金✖️✖️の仕訳で結構です。
②期首は普通預金✖️✖️/元入金✖️✖️でいいと思います。
中西先生、ご回答ありがとうございます。
教えていただいた仕訳で進めていきたいと思います。
また、もう一点質問があるのですがよろしいでしょうか。
現金はずっと0で進めることは可能なのでしょうか。
といいますのも、事業において現金が動く取引がほとんど発生しないので、財布をわけず家計の財布から購入しております。
仕訳は ○○/事業主借 としております。
取引がほとんどなくても、額が少額でも、財布をわけて ○○/現金 というように管理したほうが良いのでしょうか。

裏話として、事業主借勘定が多い納税者は税務署が目を光らせていますので、現金勘定を使うことをお勧めします。
ご回答ありがとうございます。
事業主借勘定を少なくする為にも、現金勘定を使用していきたいと思います。
1月1日の開業時に開業資金を用意したということにして 現金/元入金 で良いでしょうか。
また、開業からこれまでに事業主借で処理してしまっていた仕訳は2件と少ないこともあり、 ○○/現金というように修正していこうと思います。
実際の現金の額と帳簿が合っていれば、上記の方法を行うのは問題ありませんでしょうか。

それで結構ですので、今から修正してください。
今後は、事業主貸し借り勘定は、極力使わない方がいいですね。
たくさんの質問に答えていただきありがとうございました。
開業時の不明点がなくなりスッキリした状態で進めていけそうです。
中西先生、この度は本当にありがとうございました。
本投稿は、2020年02月07日 04時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。