銀行口座がありすぎ収拾がつきません
昨年(2019)10月にフリーランスの翻訳業として開業しました。今初めての青色申告を迎えていますが混乱しており、ぜひご教示いただきたいのです。
開業前から持っていた4つの銀行口座があります。事業用と個人用を分けるべき、と言われているようですが事前の勉強不足で、すべてなにかしらの形で事業に絡んでしまっています。それでも帳簿はできる限りシンプルに処理をしたいと考えています。
状況は下記のとおりです。
・口座A-1:A銀行の普通預金口座。事業ではメインに使用したい。開業前には一切事業に絡みなし。
・口座A-2:A銀行のマルチカレンシー口座。外資系顧客(日本支社)から、開業後一度だけ入金あり。受け取りは円で。
・口座B:B銀行の普通預金口座。開業前(2019年6月)に顧客より事業収入あり(請求書あり)。またクレジットカードXと紐ついており、開業費や消耗品などの引き落としがある。さらに開業前、後ともに個人的に所有する株式の配当が入金されている。
・口座C:事業には基本使用しない。唯一の例外は、クレジットカードYと紐付いていて、何度か事業関連費用の支払いで引き落としがある(数はかなり少ない)。
顧客は複数ですが、いずれも源泉徴収はなしですので、申告は開業前でも必要と理解しています。
質問1)
事業用口座はA-1のみにし、「A-2への開業後の収入」および、「Bへの開業前の事業収入」は【事業主貸/売上】のみで処理していいでしょうか(ともに売掛金での仕訳を挟む必要はない?)。その場合、日付は振込時でしょうか?
質問2)
A-2、B、Cを個人用口座とした場合、クレジットカードで支払った経費は【消耗品費/事業主借】などで処理していいか。
質問3)
A-2、B、Cを個人用口座とした場合、配当は源泉徴収されていないようなのですが(NISAではない)、この収入はどうやって申告するのか。
質問4)
質問3までのやり方が可能として、元入金?は口座A−1のいつの時点の残高を記載するのがいいのでしょうか。仮に10月15日開業として、10月15日時点の残高を記載することになるのでしょうか。それとも1月1日?
質問5)
事業用口座をA-1だけにできない場合、その理由と、処理方法のアドバイスをお願いします。その際、特に元入金の扱いもくわしく知りたいです。
しっかり考えて始めるべきでしたが、後回しにしたつけがここに来てしまいました。
ぜひご回答のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

1,2はそれでいいと思います。日付は原則として売った日(仕事した日)、買った日ですが損益に影響ない限り振込日でも問題ないと思います。3は事業所得でなく配当所得として申告します。4は10月15日の残高+開業費が分かりやすいと思います。5は複数口座にしても理由は必要ありません。元入金は2口座の合計でいいのではないでしょうか。
本投稿は、2020年02月10日 00時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。