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青色申告における銀行口座残高の整合性について

今年から青色申告で確定申告を進めています。
青色申告においては銀行口座の残高に整合性がなければならないものなのでしょうか?
例えば、プライベートと事業に使用している口座が一緒になっているとします。100万円の通帳残高があり、60万円は事業による出入で、残り40万円はプライベートによるものだった。
この場合、60万円の仕分けのみ行い、通帳残高との整合性は気にしなくても良いのか、それともプライベートの40万円の出入りもちゃんと事業主貸云々で仕分けしないといけないものなのでしょうか?
ご教授のほどよろしくお願いいたします

税理士の回答

 青色申告で65万円控除を目指す場合、普通預金の帳簿残高と銀行口座の残高を一致させる必要があります。

 したがって、銀行口座の動きをすべて記帳する必要があり、おっしゃるようにプライベートの支出をした場合は、

(借方)事業主貸 400,000 (貸方)普通預金 400,000

と仕訳を起こす必要があります。

お忙しい中のご回答ありがとうございます。
可能であればもう一点お聞きしたいのですが、当方クレジットカードもプライベートと事業と混在して使っています。
例えば3月2日に500円のプライベート品購入 3月3日に800円プライベート品購入 3月4日に200円事業で使用。そして4月1日に1,500円の引き落としがあった場合、仕分けは3月4日の事業用以外はまとめて1,300円の事業主貸としてしまってもよいのでしょうか?

 おっしゃるような処理で問題ないものと思われます。
 カードの処理において、申告上重要なのは、必要経費になる支出の処理であり、それ以外のプライベートの支出については、厳密に処理する必要性に乏しいと考えられるからです。


 ただ、最初のご質問のような、普通預金の事業主貸については、日付を通帳と合わせてきちんと記帳しておいたほうがよいかと思います。

本投稿は、2021年03月02日 17時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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