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フリーランスで給与がある場合の節税

現在フリーランスで数カ所から報酬としていただいていますが、ある会社がアルバイト契約のようで給与としていただいています。

例えば年収160万円の場合
160万円×40%=64万円*
⇒65万円未満のため65万円が控除額となる

とありますが[*=64万円]部分が65万を1円でも超えると税金がかかってしまうということでしょうか?

給与の合計額が160円以下でも同じ計算になるのでしょうか?

ここの仕組みがよくわかりません、給与の方で節税をしたいのでよろしくお願いいたします。

※独身で扶養家族などはありません

税理士の回答

こんばんは。

給与収入が180万円以下の方の場合、給与所得控除は収入金額×40%となります。
ただし、例えば年収150万円だったような場合は60万円しか控除ができなくなりますので、
最低でも65万円の控除までは認めますというルールです。

所得税は、収入から控除を差し引いた金額に税率を乗じて算定をします。
したがって、控除が多い方が税金が少なくなります。

これを踏まえて確認しますと、


>[*=64万円]部分が65万を1円でも超えると税金がかかってしまうということでしょうか?

年収160万円の方は、160万円-65万円-38万円=57万円の所得となり、
所得税は28,500円となります。


すなわち、年収×40%が65万円以下だから税金がかからないという訳ではありません。


なお、給与所得者は基本的に節税ができません。
なぜなら、給与所得控除という決まりきった控除しか基本は受けられないからです。

節税でしたら、フリーランスの方で考えた方が良いかと思います。

本投稿は、2017年03月21日 10時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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