個人事業主の子供は、青色専従者になれる?
会社を春で退職し、個人事業主になる子供がいます。収入が少なく副業可能とのことで、母である私の
事業(自宅塾)を手伝うことになりました。
主にオンライン指導、経理や雑務、IT機器管理担当で月に6万5千円程支払うつもりです。事業年収250万の中、お給料支払いが最大で年収80万になる計算です。
ただ、子供は1人暮らしをしており住民票も移して
生計を共にしていないので青色専従者の条件には当てはまらないのではと思いますがいかがでしょうか。
仕事は遠方からオンラインでこなせるそうですが、週一回は確認しに来るそうです。場合によっては、実家に戻っても良いそうです。
今まで1人で経営してきたので、専従者控除控除そのもののややこしい税務手続きの手間に見合ったメリットがあるのか疑問です。
専従者に該当しなければ従業員として雇うことになりそうですが、更に手続きが面倒な気がします。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
回答します。
生計が別なら給与です。住民税まで考えた場合、98万円までなら所得税、住民税の所得割もかかりません。
同居すると専従者しか方法はありません。専従者給与を支給する前までに税務署で専従者給与の届出を提出してください。
税金を考える金額面では98万円です。
有り難うございます。
個人事業主として他で仕事をしていても、
副業として家業を手伝えば、専従者か給与になれるとのことでよろしいのでしょうか?
専従者か給与、どちらも税率的には
変わらないのでしょうか?
専従者のメリットの大きさについては
よく耳にするのですが、家族へ給与については調べてもあまり情報が出てこないもので。。
子供は、条件によっては実家に戻り生計を共にする
選択肢も視野に入れて良いとのことなので
余計迷っています。暫くは経済的に厳しいとのこと。
再度質問で、申し訳ございません。
回答します。
専従者の場合、他に職業を有すると条件が厳しくなります。
年の半分以上専ら従事する規定を厳格に判断しなくてはならないからです。私が冒頭の一文をよく読んでいなかったので、説明不足でした。ご迷惑をおかけしました。
状況から判断して、世帯が別で給与の方が経費計上しやすいと考えます。
原則、生計を一にする親族に対する給与は経費でなく、これは青色申告の特典です。
したがって、判断が厳しくなります。
なお、どちらも給与なので、同じ金額なら税金も同じです。
丁寧にご回答いただき有り難うございます。
先生の説明を参考に世帯別で、給与で計上することにしました。
最後にもう一点相談させて下さい。
子供が扶養控除申告書を税務署に提出することで
毎月の給料が上限88,000円までは源泉徴収なしで
出せるとのことで大丈夫でしょうか。
その際、雇い主である私は特別な書類提出なしで
確定申告の際、決算書給料欄に支払った給料分をそのまま記入すれば良いのですか?
回答します。
扶養控除申告書はあなた様に提出します。
これは源泉徴収のためで、出してもらうことで88000円までは源泉徴収税額「0」となります。
その他の書類は、保険料控除申告書等がありますが、11月で大丈夫です。
なお、年末調整はしてあげてください。
103万円までなら所得税はかかりません。98万円までなら住民税の所得割もかかりません。注意してください。
扶養控除申告書は私に提出ですね。
年末調整の件も注意して行います。
丁寧にご回答いただき有り難うございました。
安心して税務処理ができそうです。
本投稿は、2022年02月02日 23時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。