昨年の在庫が売れた場合の2期目の期首商品棚卸高の書き方いついて
初めまして、現在2回目の青色申告(一般または現金主義用)を作成しています。
収入は服や帽子といった服飾品の制作、販売です。
昨年は初めての申告でしたので、期首商品棚卸高は0でした。
今年(2期目)の期首商品棚卸高の蘭は、昨年の期末商品棚卸高の金額をそのまま記入したらいいのでしょうか?
昨年の在庫商品が売れた場合、その金額が期首商品棚卸高に反映されるものなのかよくわからなくて相談させていただきました。
それと、月別売上金額及び仕入れ金額について質問です。
売上の欄は、毎月商品が売れてお金を受け取った日で計算しています。
仕入れ金額の欄は難しくて悩みつつ作成しています。糸や接着芯は副資材として経費の欄でわかりやすく副資材、という欄を作りたいと思っています。消耗品費に入れようかなと思ったのですが、昨年購入した8万円のミシンを消耗品に入れようと思っていて、それと一緒にしないほうがいいかなと思いました。
そうすると、仕入れ金額の蘭が毎月の生地の購入金額と、数えやすいボタンホールの加工代や、ファスナー、ボタン代といった明確にわかっている商品ごとの材料代になり、期末商品棚卸高の計算がわかりやすいとの考えです。
こういった計算、仕分けの考え方や用語にまだまだ不慣れでわかりにくい文になっているもしれないですが、ご回答よろしくお願い致します。
税理士の回答

奥谷誠
今年(2期目)の期首商品棚卸高の蘭は、昨年の期末商品棚卸高の金額をそのまま記入したらいいのでしょうか?
→これで結構です。
仕入原価の計算は
期首棚卸金額+期中仕入金額-期末棚卸金額
となりますので、期首にあった在庫分は、期中の仕入と合算され、ここから当期の売上に貢献していない期末在庫分を差し引くという形式になっています。
糸や接着芯は副資材として経費の欄でわかりやすく副資材、という欄を作りたいと思っています。
→これもこのようにして頂いて結構かと思います。
ただ、内容的には原価形成の一部と思われますので、まだ使用していない(売り上げに貢献していない)ものがありますと、これを貯蔵品勘定に振り替えて、当期の必要経費から除外する必要が出てきます。
仕訳で示しますと
(期中) 副資材を購入した
副資材 ×× / 現金預金 ××
(期末) 副資材○○円が残っていた
貯蔵品 ○○ / 副資材 ○○
となりますので、ご注意ください。
回答ありがとうございます。
副資材が原価の中で1番仕分けに困っていたので、やり方を専門の方に教えて頂けてとても安心しました。
引き続き確定申告書類作成に励みます。
ありがとうございました。
本投稿は、2022年03月03日 12時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。