フリーランスのネイリスト、帳簿の管理と事業所得について。
来月からフリーランスのネイリストになります。
今働いているいるサロンで、業務形態のみアルバイトから委託業務に変わり引き続き勤務します。
その合間にレンタルスペースで個人でも施術を行う予定です。
お店からは売上の50%+α(施術に入ってない間の雑務や店売等その他の報酬)が報酬として支払われる予定です。
個人で行う数日間と合わせると一ヶ月に約30万円前後の事業収入になります。
開業届を提出する際、青色申告の申請もします。
青色申告の控除についてはいくつか目を通してある程度は把握しております。
これまで確定申告を自身でしたことがなく、所属している会社で源泉徴収の書類のみ提出しておりましたので簿記の知識がほぼありません。
そこで何点か質問とご相談です。
①今後自分で売り上げや経費の管理等、お金の出納を記帳していくようになりますが、準備するのは現金出納帳だけで良いのでしょうか?
それとも売上金や経費などカテゴリー毎に分けて別々で記帳、管理する必要がありますか?
②道具や材料などはある程度揃っており、開業するにあたってまとまった資金は準備しておらず、出納帳の最初の入力に困っています。
レンタルスペースの契約や消耗品にいくらかかかる程度なのですが、最初からマイナス表記にならないように入力するにはどのように始めれば良いでしょうか。
③所属するネイルサロンからは個人の売上の50%+αが報酬として振り込まれますが、事業所得は100%の売上金と実際に振込まれる50%+αどちらで入力すればいいのでしょうか。
④また、③を入力する場合、レンタルスペースで個人で施術した際の売上はその日の日付で入力しますが、
店舗からの報酬が振り込まれた日の日付でまとめて入力or自分がお店に出た日毎の売上金を個人でやる時と同じように出勤日ごとにその日の売り上げを入力
どちらで記帳していくべきでしょうか?
初歩的な質問で恐れ入りますが、どうかよろしくお願い致します。
税理士の回答
①仕訳帳と総勘定元帳が必要になります。会計ソフトを使用していれば、自動的に作成されると思います。
②現金出納帳には、開業時の最初の現金を期首残高で入力できるようになっているはずなので、マイナスにはならないと思います。
③実際に振り込まれた金額で、売上計上することになると考えられます。
業務委託契約である以上、それが貴殿の売上にほかならないからです。
④まとめて処理で構いません。売上金額は店舗から振り込まれた金額で計上しますが、お店と貴殿との取引が、例えば月末締めの翌月末払いだとすると、
末締め時
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
と処理し、
翌月末振り込み時に
(借方)普通預金 ××× (貸方)売掛金 ×××
と処理をすることになります。
ご回答ありがとうございます。
とても分かりやすく、不安だった点が取り除かれたので前向きな気持ちで独立開業に挑めそうです。
またお力添えをお願いするかもしれませんが、その時はどうかよろしくお願いします。
本投稿は、2022年06月22日 21時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。