扶養是正調査依頼、追税額について
本日、夫の会社から扶養是正調査依頼がきました。
令和3年の8月まで正社員で働いていて夫の扶養に入りました。231万ほど年収があったのに知らずに扶養に入ってしまいました。
追税はいくらなのか?
その年の夫の年収は450万程です
令和3年9月以降は専業主婦になり収入がありません。
扶養は外れてしまうのでしょうか?
税理士の回答

1 扶養から外れるか
「税務上の扶養」は暦年単位で判断されますので、令和3年は扶養から外れます。令和4年以降は扶養となります。
「社会保険上の扶養」は、今後の収入見込みが130万円を超えるか否かで判断されますので、令和3年9月以降の扶養は外れないと考えられます。
2 追徴税額
ご主人の税率次第なので一概には言えませんが配偶者控除額が38万円ですので
5%の場合 380,000円×5%×102.1%=19,399円 ∴19,300円
10%の場合 380,000円×10%×102.1%=38,798円 ∴38,700円 が
目安になります。
※102.1%の2.1%は復興特別所得税になります。
ありがとうございます!
その他支払いが発生するものなどございますか?

回答します
考えられることは、会社から支給された「家族手当」があればそれの返還を求められる可能性はあります。
住民税の方は、すでに是正がされていると思います(※)ので追加納付はないのではないでしょうか。
※扶養是正の把握は、住民税関係から把握され、市区町村では提出された「給与支払報告書」の内容と配偶者や扶養者の所得などと名寄せをしたうえで、住民税の決定や変更の通知をしますのですでに是正がされていると考えます。
本投稿は、2024年02月29日 11時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。