養老保険 満期 パート主婦
2022年に満期になる養老保険があります。現在交通費込みで125万前後で働いているパート主婦です。年収900万以内の主人。税務上の扶養は外れていますが、社会保険上の扶養にはいっております。
保険満期の一時所得は計算すると49万円になります。
1 確定申告ではどの程度の所得税、住民税が増税されますか?
2 2022年度は125万+49万で130万を越えてしまうので2023年度は社会保険上の扶養も外れてしまいますか?
外れる場合、2022年度のパート時間を減らし収入を減らすことによって社会保険上の扶養内に抑えることはできますか?
素人の質問で申し訳ありません。宜しくお願いします。
税理士の回答

一時所得49万円は、以下の様に特別控除額50万円を控除し、1/2した後の金額でしょうか。
収入金額-支出金額-特別控除額50万円=一時所得
一時所得x1/2=一時所得金額
満期500万で支払い額が352万なので、
500-352-50=98 98÷2=49万
と一時所得を計算しました。
こちらで合っておりますか?

一時所得については、合っています。合計所得金額、税金の計算は、以下の様になります。
1.給与所得
収入金額125万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額70万円
なお、非課税の交通費は含まれませんが、含めた金額で計算します。
2.一時所得金額49万円
3.1+2=合計所得金額119万円
4.所得税
119万円-基礎控除額48万円=課税所得金額71万円
71万円x5%=35,500円
5.住民税
119万円-基礎控除額43万円=課税所得金額76万円
76万円x10%=76,000円
なお、社会保険の扶養について、一時所得は常態として継続性を有する収入ではないため扶養判定の収入には含まれないと思います。詳細については、社会保険事務所に確認された方が良いと思います。
ご丁寧にお返事有り難うございました。最後にもう一つだけ教えてください。2022年度はパート時間を極端に減らして(この場合は結局は手取りは減ってしまうのですが)
例えば....交通費含まずパート代を48万の収入に抑え、
48+49(一時所得)=97万 とした場合
1 103万の壁を越えていないため、主人の税制上の扶養となり所得税も住民税もかかりませんか?
2 1で課税されないことになっても保険満期を受け取った年は必ず確定申告の必要があるのでしょうか?

合計所得金額は、以下の様になります。
1.給与所得
収入金額48万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額0
2.一時所得金額49万円
3.1+2=合計所得金額49万円
合計所得金額が48万円を超えるため、扶養から外れ、確定申告が必要になります。所得税、住民税の納付が出ます。なお、103万円(所得金額では48万円)は、給与収入だけの場合の判定金額になります。
ご丁寧に教えて下さり、有り難うございました。
上記の計算でいくと
給与所得が103万以下、保険満期の利益分が146万以下(一時所得が48万以下)だと所得税の納付はいらないということで合っていますか?

給与所得が103万円の場合、給与所得金額は以下の様に48万円になります。
収入金額103万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額48万円
一時所得が48万円であれば、合計所得金額が96万円になり非課税の合計所得金額48万円を超えます。所得税の納付が出ます。
非課税にするためには、給与収入を55万円以下にする必要があります。
本投稿は、2021年05月05日 10時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。