学生の雑所得と扶養について
現在大学生です。
配信活動をしていて雑所得の収入が多少あります。
親から48万は超えるなと言われているのですが、もし超えてしまった場合、親や私が支払う税はどのくらい増えるのでしょうか?
また、収入が48万を超えるが、経費が多くて経費を考えた所得が48万未満だった場合、収入が48万になったタイミングで親に扶養を外すよう言った方が良いのでしょうか?それとも、所得は48万いかないから外さなくてもいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

豊嶋彩子
12月31日時点での年齢が19歳から23歳の方ですと、63万円×税率、それ以外の扶養親族の方ですと、38万円×税率 分税金が増えます。税率は、親御さんの課税所得により異なります。また、雑損控除やひとり親控除受けるときに影響がでます。
6月からの住民税も、年間で38万円又は63万円の10%増えます。
扶養親族となる条件は収入ではなく所得なので、経費を引いた金額で判断します。その年の所得が48万円を超える見込みとなったタイミングで、扶養親族でなくなる旨を伝えることになります。
ご丁寧な回答ありがとうございます。
後半の文に追加で質問なのですが、
親から以前、子供が扶養から外れるくらい稼いでいたけど、親が知らなくて親の職場に税務署から連絡が来たとのことがあり大変だし迷惑だったと聴かされました。
その年の12月にそのような連絡が来ると思ったのですが、翌年の2月に確定申告なので、収入48万以上、所得48万未満の場合は扶養を外しておかないと、親の職場に連絡が行き、迷惑をかけてしまいませんか?
よろしくお願いいたします。

豊嶋彩子
扶養の判断基準は収入金額ではなく所得金額なので、所得が48万円以下であれば、扶養親族として問題ありません。
場合によっては所得が48万円以下であるか税務署から確認されることもあるのかもしれませんが、その場合はこちらで所得が48万円以下であることを示す必要があるでしょう。
心配であれば、確定申告をしておくことをお勧めします。確定申告をしなくても、収入と経費はきちんと記録しておいた方がよいです。
不安だったのですが、お話を聴いて納得しました。
ご丁寧にありがとうございます。
本投稿は、2023年02月09日 07時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。