同居老親の扶養控除について
確定申告で同居老親(私の母)の扶養控除をどうするか悩んでいます。以前は私本人の扶養家族でしたが、令和1年については退職して年金受取前で収入が減った私よりは、給与収入がある妻の扶養にしたほうが有利という試算になりました。ただ妻はすでに扶養無しで年末調整済みです。質問ですが、同居老親扶養で妻の確定申告を行った場合、妻の会社に扶養控除申告書を出す必要があるのでしょうか?令和2年は私の厚生年金受給が始まるため母の扶養を私に戻す可能性大なので妻の会社には申告したくないのですが。なお、母の健康保険は後期高齢者保険であり健保上の扶養は考慮対象外と思っています。
税理士の回答

本年のみ、お母様を奥様の扶養にすることはできます。
貴方は昨年退職されたということですので、確定申告をされると思いますので、その際にお母様を貴方の扶養から外し、お母様を奥様の扶養とする確定申告書を提出することで、扶養の移し替えができます。
また、奥様の勤め先に、お母様を扶養とした「扶養控除申告書」の提出は必要ありません。
以下の質疑が参考になると思います。 説例1が同じような回答となります。
国税庁HPタックスアンサー
NO1181「納税者が2人いる場合の扶養控除の所属の変更」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1181.htm

確定申告で扶養の変更は自由にできますから、妻の会社には報告する必要はないです。令和元年分、年末調整では扶養なし、だったけど確定申告で変更しましたの報告は不要です。
妻の「令和2年分の扶養控除等申告書」には、扶養なしで提出してください。
ご多用中のところ、ご回答いただき有難うございました。アドバイスいただいた通りに提出いたします。

ベストアンサーを有り難うございます。
これからもご不明なことがありましたら「みんなの税務相談」にお問い合わせください。
本投稿は、2020年01月31日 10時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。