103万の壁について
19歳の実家住まいの大学生です。
シフト固定のアルバイトをしているのですが、今年はほぼ確実に103万を超えてしまいます。
年収が103万を超えた場合に何が起こるのか、いろいろ調べてはみたのですが、今ひとつ理解できません。
未成年の年収が103万を超えたときに、
①どんな税金がかかるようになるのか
②どのくらい税金が引かれるのか
③そのうち親から引かれる分がどのくらいあるか
④例外や抜け道のようなものは存在するのか
⑤扶養を外れることで他に影響はあるのか
この5点を教えていただきたいです。
もしよろしければ、扶養控除とはどんな仕組みなのかということも噛み砕いて教えていただけると助かります。どなたかよろしくお願いいたします。
税理士の回答
回答します。
まず扶養控除は、生計を一にする親族で合計所得金額が48万円までの写真を扶養している場合に控除できます。あなた様は実家にいますので、問題なく生計を一にする親族です。
給与収入103万円の意味は、給与所得控除いわゆる給与の経費みたいなものですが、これが55万円あります。
したがって、103万円から55万円を引いた48万円が給与所得金額であり、他に収入がなければ、これが合計所得金額になります。
そこで、
①②について、所得税の基礎控除が48万円あります。先ほど説明した合計所得金額から基礎控除を引いた残りの5%が所得税です。
また、合わせ住民税も課税されます。
③について、48万円を超えると、扶養控除から外れます。
あなた様は19才なので63万円の扶養控除がなくなります。ここからは親御様の所得が如何ほどかで、63万円の5%から20%の間かなと推測します。
④抜け道などありません。法律に規定されています。
⑤あなた様の収入が130万円を超えると、あなた様は親御の健康保険からも外れます。このラインに関しては、親御様とよく話をしてください。
本投稿は、2022年01月21日 02時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。