【住宅ローン控除・連帯債務】土地建物の持分が異なるケースについて
今般土地を購入し、戸建住宅の新築を計画中です。
住宅ローンについては夫婦連帯債務であり、総額5500万円で内訳は以下の通りです。
【運用】土地1500万円+建物4000万円
【調達】住宅ローン5400万円+自己資金100万円(夫負担)
※既に土地は取得済み(つなぎ融資利用)で、持分は夫1/2・妻1/2としております。建物は2023年上半期に完成予定の長期優良住宅です。
夫婦ともに会社員で年収は夫700万円、妻500万円です。
土地取得の段階では「持分1/2ずつとし、二人ともがローン控除のメリットを享受できれば良い」と考えておりましたが、この度妻が育休(最低でも1年間)を取得することとなり、初年度の最もローン残高が多いタイミングで控除を受けることができない状況です。今後も数年以内に妊娠出産の可能性があることを考慮すると、下の例のように住宅ローンの負担割合及び建物の持分を夫へ極力寄せた方が良いのではと考えております。
(例)
●住宅ローン負担割合と建物持分を夫:妻=9:1とする
夫/土地750万円+建物3600万円=4350万円
妻/土地750万円+建物400万円=1150万円
※計算内に自己資金100万円は考慮しておりませんが、考慮した場合との乖離が110万円以下のため贈与税対象外という認識です。
以上について、認識に誤りがないか、もしくはより良い選択がありましたらご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答

西野和志
国税OB税理士です。
連帯債務とのことですが、不動産をどのように登記するかが問題ですね。
登記した割合で、返済を行うという風に考えます。
ご回答ありがとうございます。
質問に記載している例のように登記するのは問題ないでしょうか。

西野和志
問題ありません。記載してある通りに返済を行う形になります。住宅ローン控除も同じです。
ご丁寧にありがとうございます。
住宅ローン控除のメリットを極力最大化させたいと考えておりますので、育休等で妻の年収が大幅に下がる可能性がある点を考慮し上記例の通り登記・返済を行いたいと思います。
もし他におすすめの方法などございましたら、追加でご教示いただけますと幸いです。
本投稿は、2022年12月30日 02時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。