税理士ドットコム - [住宅ローン控除]不動産登記の持分の割合について - 銀行が連帯債務の割合を年収で分けると言っている...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 住宅ローン控除
  4. 不動産登記の持分の割合について

不動産登記の持分の割合について

不動産登記の持分の割合について質問です。今年9月に住宅を新築する予定です。銀行から2,400万円の借入をし、私(妻)の親から750万円援助をしてもらい、残り150万円は自己資金の予定です。(合計3,300万円)
150万円の自己資金については夫が負担する予定です。
不動産登記の持分の割合を決める際はそれぞれが負担した資金の割合と同じにしなければならないと思いますが、銀行からの2,400万円の借入について負担割合をどのように設定すればよいのかわからないためご教授お願いします。
この借入は夫が主債務者になり、私(妻)が連帯債務者です。この分の返済については、一般的にはそれぞれの年収の割合で負担割合を決めると銀行の担当者から聞いたのですが、私(妻)が昨年10月より育児休業中のため、令和2年度は給与が全くありません。また、育児休業手当金は受け取っていますが、これは給与に含めなくてよいでしょうか。
夫は年収約600万円、私(妻)は育児休業中でなければ年収約400万円のため、年収の割合は6:4と考えた方がよいのでしょうか。それとも育児休業中のため給与がゼロの分も考慮して、過去何年間かの平均で考えた方がよいのでしょうか。

税理士の回答

銀行が連帯債務の割合を年収で分けると言っているのは、その設定した割合で返済を続けてもらわないと贈与税の問題がでるからです。仮に贈与税の問題がでたとしても年間110万円分までは基礎控除がありますので、ご主人が月9万円位多めに奥様の分を負担しても課税は生じないことになります。要はいくらずつであればそれぞれが自分の資金で返済できるかです。しかし、返済期間の間、ずっと年収がその割合であるということは考えにくく、一般的には時の経過とともにご主人の年収が上がり?奥様は子育てにより年収が下がる?と考えると住宅取得借入金等特別控除を有効に適用することも考えればご主人の割合を高めに設定することも考える必要はあるかと考えます。参考まで

詳しく回答いただきありがとうございます。参考にさせていただきます。

土地と建物の金額が3,300万円で、
夫の負担分…ローン1,800万円+自己資金150万円=1,950万円
妻の負担分…ローン600万円+親からの贈与750万円=1,350万円
とし、不動産の持分を夫:妻=6:4で登記した場合についてご教授ください。

3,300万円×0.6=1,980万円となり、
実際の負担分と登記の持分の差は30万円となるため、贈与の基本控除110万円以下となり贈与税は課されないと考えてよいでしょうか。
贈与税が課されるか課されないかの考え方は実際の負担分と登記の持分の差額が110万円の範囲内であるかどうかで判断するという考え方で間違いないでしょうか。

はい、年間110万円の基礎控除の範囲であればその登記の年度は問題ないかと考えます。

本投稿は、2020年07月24日 21時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

住宅ローン控除に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

住宅ローン控除に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,919
直近30日 相談数
819
直近30日 税理士回答数
1,643