住宅ローン控除と中古マンション売却時の3000万円控除の選択について
はじめまして。
昨年新築マンションを購入し転居し既に居住し、住宅ローン控除を受けています。
それまで住んでいたマンション(10年以上居住)は最近売却したのですが、残念ながら、この春以降住宅ローン控除と中古マンション売却時の3000万円控除は受けられないようになってしまいました。そこで、以下の4点についてご回答いただければ幸いです。
1) 住宅ローン控除を受け続けるには、中古マンション売却時の利益の部分が所得と見なされ課税されるのでしょうか?
2) 1) の利益の計算をする際には単純に購入時の価格だけでなく、減価償却した金額を計算するのでしょうか?その際、土地の価格変化等はどう考慮されますか?
3)住宅ローン控除を受ける方がお得か、または3,000万円控除の特例を受ける方が得かの比較は素人では計算が難しいでしょうか?
4)3)の計算をし、もし3,000万円控除の特例を受ける方がお得だと分かった場合、既に昨年住宅ローン控除を申し込んでいる分はどうなりますでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

1)
⇒ そのとおりです。3000万円控除は適用しないで計算します。
2)
⇒ 建物部分:建物の購入価額から償却費相当額を控除した残額
土地部分:購入価額(インフレ分は考慮しません)
3)
⇒ 一般的には難しいです。計算を試みるのであれば、国税庁HPタックスアンサーNo3202、3208を参照してください。
4)
⇒ 既に適用した住宅ローン控除は、修正申告して納税することになります。
早々にご回答いただきありがとうございました。
ご教示いただきましたことを参考にさせていただきます。
本投稿は、2020年10月10日 15時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。