確定申告は必要かどうかの確認と医療費控除
平成30年11月半ばに退職したA社の源泉徴収票と、同12月半ばに退職したB社の源泉徴収票があり、おそらく確定申告が必要かと思うのですが、確認していただきたく、相談させていただきます。
A社在職中は傷病手当の受給をしていたため、給与支払金額より、社会保険料等の金額が大きくなっており、源泉徴収税額は0円となっています。
また、B社においても支払金額は数万円で、社会保険料等の金額は数百円、源泉徴収税額は0円となっています。
12月31日時点で、退職済なので、年末調整をしていません。
確定申告は必要ですよね?
また、A社退職時の退職所得もあるのですが、80万円にも満たないため、こちらは特になにも申告等は必要ないですよね?
医療費も10万円を超えているのですが、上記のような状況ですと、医療費控除の申請をしても意味はないのでしょうか?1円ももどってきませんか?
まったくわからないので、かみくだいて教えて頂けるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

藤本寛之
1.確定申告が必要か否かについて
2社の給与を合算して確定申告をしたとしても課税所得は発生していないと思われるので、確定申告の必要はありません。
2.退職所得について
退職所得は分離課税(給与と合算せずに計算する)とされており、すでに税金の精算は終わっているので、確定申告の必要はありません。
3.医療費控除について
給与支給時に源泉所得税が控除されていないので、医療費控除の申告をしたとしても還付される所得税はありません。
本投稿は、2019年01月25日 18時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。