皆さん本当に、電子帳簿保存法に対応できるの? 作業膨大にならない?
電子取引の電子帳簿を索引簿で管理する運用を考えた場合のケースで
皆さんのご意見を確認したく、質問をします。
常識的に考えて、以下の運用が必要になる場合、
電子帳簿保存対応は、非現実的ではないでしょうか
たとえば、Eコマースサイトで大量の備品や仕入れを行っていて、
1万件を超える仕入れ、備品購入の仕分けが存在したとします。
(領収書は購入履歴画面やメールなどで電子でもらう条件)
2024年1月~の電子帳簿保存法に対応しようとした場合、
電子取引の電子帳簿を索引簿で管理する運用を考えた場合のケースで
Eコマースサイトでの購入時の領収書を、
一件一件、PDF保存なり、メールの画像スクリーンショットなりして、
1万件の保存をする必要があると思います。
その作業と同時に、索引簿のエクセル管理を行い
項番、取引日、取引先、購入額 を入力しながら
PCのフォルダに保存していく作業が必要になります
単純な手作業で、
短く見積もったとしても、1件ごとに平均90秒 かかります。
1万件の作業をしようとしたら、
90万秒 = 15000分 = 250時間
一人経営者だった場合、すべて自分が行うことになったら、
一日10時間ファイル保存の作業を行ったとしても、
25日かかることになります。
1か月近く、毎日10時間張り付いてファイル保存とエクセル入力をやるような業務を
非現実的と判断せずに 電子帳簿保存法というものが制定されるのでしょうか。
税務調査の時の税務署スタッフの作業軽減という利点があるのはわかりますが、
一般の経営者に、こんなことさせるのでしょうか
マネーフォワードなどのクラウド経理ソフトは、一部ECサイトから電子帳簿を自動で保存するものもあるそうですが、すべてのECサイトに対応するはずはないと思います。
また、マネーフォワードは自動で電子帳簿保存する場合はOCRで取引先を自動入力されないのが現状の機能です。
結局 取引先などの手入力を仕訳の摘要欄に1万件入れないといけなくなります。
私のような立場に置かれた場合、
みなさん、なんの疑問も持たずに、上記の作業を真面目にやるのでしょうか?
税理士の回答

竹中公剛
常識的に考えて、以下の運用が必要になる場合、
電子帳簿保存対応は、非現実的ではないでしょうか
それでも対応をしていかないといけないのです。
現実とか非現実とかではありません。
本投稿は、2023年03月27日 17時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。