市民税課が地方税法等の法的根拠なく、普通徴収の却下はできるのでしょうか
◆質問の経緯
●4月4日に地元の市民税課に、「申告が普通徴収で処理されているか」問い合わせたところ、かなり高圧的かつ、詰問する口調で、本人確認の質問を受けた。
結果、税務署からデータが来ており、給与以外の所得(雑所得)について、普通徴収での申告を、市民税課では確認していると、口頭で回答を受けた
●ただ、その後、「どこから給料をもらっているか」「いくらもらっているか」といった、不可解な質問を、恫喝まがいの、おそろしくきつい口調で問われ、あまりに怖かったので、回答せず電話を切った。
●普通徴収での処理を、申告書で法的に行っているのだから、このようないきさつがあっても、きちんと処理をしてもらえると思う。
だが、市民税課の担当官の質問全てに回答しなかったため、地方税課職員の職権などで、普通徴収が却下されることはあるのか
◆質問
質問要旨が、冗長になりましたが、先生方にお尋ねしたいのは
市民税課のような、地方税徴収に携わる公務員の方には、
地方税法などの法的根拠がなくても、普通徴収を却下する職権を
付与されているのでしょうか
(税金計算上で、副業分が給与所得であるとか、副業分が赤字であるとかいった問題で、普通徴収にできないケースを除きます)
役所の市民税課に、普通徴収で処理してもらっているか電話を入れた際には
申告書に書いた携帯電話番号を、通知して連絡した上に、住所・氏名を口頭で回答したので、私が連絡してきたのは把握しているはずです。
実際、「普通徴収で処理の申告をデータ上で受けている」と回答しておきながら、給与の支払先や、給与額を、恫喝まがいの口調で詰問する必要はないはずです。
(こちらが回答する間もないくらい、恫喝する口調で何回も尋ねられました「どっからもらってるんだ?、いくらもらってるんだ? なぜ答えられないの?」という口調でした)
以前、八王子の竹中先生から、2~5月は、市民税課が過密スケジュールで、いらだった方が多いとうかがいました。ただ単に、間が悪かっただけなのでしょうか。
あまりに怖すぎて、途中で電話を切ってしまったのですが、あらぬ疑いをかけられて、普通徴収の申請が却下されたりしないか心配しています。
ちなみに、居住地は神奈川県横浜市です。
(この数年は、普通徴収で処理してもらっています)
先生方、お忙しい中恐縮ですが、ご教示お願い致します
税理士の回答

竹中公剛
●普通徴収での処理を、申告書で法的に行っているのだから、このようないきさつがあっても、きちんと処理をしてもらえると思う。
だが、市民税課の担当官の質問全てに回答しなかったため、地方税課職員の職権などで、普通徴収が却下されることはあるのか
ないでしょう。
市民税課のような、地方税徴収に携わる公務員の方には、
地方税法などの法的根拠がなくても、普通徴収を却下する職権を
付与されているのでしょうか
法律通りに行い。
役所の市民税課に、普通徴収で処理してもらっているか電話を入れた際には
申告書に書いた携帯電話番号を、通知して連絡した上に、住所・氏名を口頭で回答したので、私が連絡してきたのは把握しているはずです。
いいえ、なりすましがあるので、わからない。
実際、「普通徴収で処理の申告をデータ上で受けている」と回答しておきながら、給与の支払先や、給与額を、恫喝まがいの口調で詰問する必要はないはずです。
(こちらが回答する間もないくらい、恫喝する口調で何回も尋ねられました「どっからもらってるんだ?、いくらもらってるんだ? なぜ答えられないの?」という口調でした)
上記の問答については、信じられないことです。ありあないことがおこっている。ようです。
以前、八王子の竹中先生から、2~5月は、市民税課が過密スケジュールで、いらだった方が多いとうかがいました。ただ単に、間が悪かっただけなのでしょうか。
あまりに怖すぎて、途中で電話を切ってしまったのですが、あらぬ疑いをかけられて、普通徴収の申請が却下されたりしないか心配しています。
却下されることはない。
竹中先生
お休みの日の中、貴重なお時間を割いていただきまして、ありがとうございました。
今時は、「振り込め詐欺」などの本人なりすましも多いですし、また「個人情報」の問題も、デリケートですから、担当官が慎重に対応されたのかもしれませんね
とはいえ、「普通徴収で処理を進めている」と回答しておきながら、不要と思われる質問を恫喝まがいの口調で行うのは、未だに解せません。
とまれ、担当官の心証等だけで、普通徴収を却下されることがないとのことがわかって、安心しました。
お忙しい中、本当にありがとうございました

竹中公剛
とはいえ、「普通徴収で処理を進めている」と回答しておきながら、不要と思われる質問を恫喝まがいの口調で行うのは、未だに解せません。
この課の上司か、もっと責任のある市長や助役などに、一度時間をとっていただき、説明するのも、良いかとも思います。
先生のご指摘のとおりだと思います。
私のほうは、無理難題をお願いしているわけでなく、ただ提出した申告書の確認を
お願いしただけで、こんなひどい対応をされるのは、正直納得がいきません。
「なりすまし」などを疑って詰問したとしても、「普通徴収で申告を受け付けている」という
第三者に秘匿すべき情報を漏らしてしまっていますので、その後の詰問に、合理性があるとは到底思えません。
公務員である前に、社会人としても問題がある対応ですし、恫喝に等しい対応は、まかり間違えば刑法に抵触しかねない行為とも思われます。担当官の名前は控えてありますので、対応を考えたいと思います。

竹中公剛
担当官の名前は控えてありますので、対応を考えたいと思います。
竹中も30数年前、青梅市の昼休みの対応で、助役にあって、要望したことがあります。
実現しました。
頑張ってください。悪いことは直す必要があります。
竹中先生
ご回答ありがとうございます。
もはや、公務上必要な質問を超えた、脅迫・強要といった、
刑法にも抵触しかねない行為ですし
法を遵守した納税を行うために、問い合わせ、助言・指導を仰いだ市民が、
極度に畏怖するような対応をするのは、全体の奉仕者たる公務員として
どうかと思います。
しかるべき部署に、連絡を入れて、対応を求めたいと思います。
本投稿は、2023年04月29日 09時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。