外貨預金の一部を円転した場合の為替差益の計算方法
海外赴任中の生活費のために多めに円をユーロに変えて外貨つみたて預金をした後、海外赴任時に現地でそのうちの一部のユーロを生活費に使い、海外赴任終了後に残ったユーロを円に変えたというケースで、確定申告に必要な為替差益の数字はどのように計算すればよいでしょうか?
税理士の回答
海外赴任終了後に残ったユーロ×(海外赴任終了後に残ったユーロを円に換えたときの為替レート-生活費のために多めに円をユーロに換えたときの為替レート)で計算します。
早速のご回答ありがとうございます。
つみたて外貨預金で異なるレートで複数回ユーロに変えた結果「生活費のために多めに円をユーロに換えたときの為替レート」が複数ある場合はどういう計算になりますでしょうか?
それぞれの外貨積立預金ごとに
海外赴任終了時に残ったユーロ×(海外赴任終了後に残ったユーロを円に換えたときの為替レート-生活費のために多めに円をユーロに換えたて外貨積立預金の総平均法に準ずる方法で計算した平均為替レート)
で計算します。
総平均法に準ずる方法による平均為替レートは以下のように計算します。
1回目 10ユーロ 160円 1,600円
2回目 10ユーロ 155円 1,550円
3回目 10ユーロ 150円 1,500円
(1,600円+1,550円+1,500円)÷(10ユーロ+10ユーロ+10ユーロ)=155円
総平均法に準ずる方法というのを初めて知りました。
大変参考になりました。ありがとうございました。
本投稿は、2024年01月28日 09時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。