去年は白色、今年から青色申告
去年は白色確定申告をしてて今年から開業届けをだして青色申告なのですが、今回の確定申告は白色でよろしいのでしょうか?
去年にかかった開業費などは今回の白色にいれるのか来年の青色申告にいれるのかどちらでしょうか?
税理士の回答

回答します
今年から開業届けをだして青色申告なのですが、今回の申告は白色でよろしいでしょうか
⇒ 青色申告申請書には、いつの年分から青色申告をするとされましたでしょうか。申請書に記載された年分を参考にしてください。
なお、申告書が送られてきた場合は申告書の上部(1月1日の住所の下)に青色申告の場合は「青色」に「○」が付されています。
昨年の申告書をe-Taxでの提出している場合には、申告書の用紙が送られてきていない可能性がありますので、受付システムから税務署からの申告期限の案内(お知らせ)を確認しますと、その書類にも申告の種類が「青色」又は「白色」と記載されています。
去年にかかった開業費
⇒ 開業費は一旦「資産」となります。
事業の開業は「今年」ということですが、令和6年に開業した事業にかかる「開業費」なのでしょうか。それとも開業は令和5年なのでしょうか。
開業が令和5年であれば令和5年の経費に計上できますが、開業が令和6年の場合は令和5年の経費に計上することはできません。
なお、開業費は5年間の任意償却(経費計上)の「繰延資産」ですので、タイミングをみて5年間の間で償却(経費に計上)することになります。
注意点として、白色の申告時の「損失(赤字)」は翌年以降に繰り越せませんが、青色申告時の損失は繰り越すことができます。
もしも、白色申告の年が赤字の場合は、翌年以降に経費に計上した方がよろしいと考えられます。
参考にしてください。
ご丁寧に回答いただきありがとうございます。
令和5年の確定申告は税務署から白色確定申告できました。
開業は令和6年で令和5年の11月、12月に開業費としていろいろ購入や支払いをしました。
令和5年につかったものは、令和5年の白色確定申告の経費にしたほうがよいのでしょうか?
それとも繰延資産にして令和6年から5年間に分けて経費にあてたほうがよいのでしょうか?

回答します
事業の「開業」が令和6年であれば、その「開業用」のために支出した費用(開業費)は事業開始以降の費用になります。
費用・・・「必要経費」とは、その収入に対して必要であった費用であるため、「令和5年に使った」費用が令和5年の収入(雑所得?)に係る費用であれば令和5年の必要経費になります。
支出が令和5年であったとしても、開業した事業にかかる費用であるのか、今後の事業にかかる費用であったものか区分するようにしてください。
令和5年に使った費用は、

すみません 最後の一行は削除漏れです。
なお、開業前から準備期間として売上がたつことがあります。その売上が前年であれば前年の収入にすることになりその収入に対応する経費は、その年の必要経費になると考えられます。
その際の経費の勘定科目は、「開業費」ではなく、それぞれの勘定(消耗品費、水道光熱費など)になります。
本投稿は、2024年02月07日 09時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。