【前期分】通信費を年をまたぐ際に未払金ではなく事業主借で計上してしまっていた場合の修正方法
小規模な個人事業主で、青色確定申告(65万円控除)をしています。
前期?(2022年分)の帳簿を見直していたところ、
ミスを発見してしまいました。
まず、通信費(事業専用携帯電話料金)を簡便な処理として
毎月下記のように計上していました。
【例】11/10(請求日) 通信費 5000 / 事業主借 5000
(10月利用分が「11月請求分」として通信会社から請求書が発行・通知されるのが11/10で、引落は1月に夫名義のクレカからされています。)
そして、年をまたぐときに下記のような
発生主義で処理しようと思っていたはずが・・・
↓本来やりたかった仕訳
【例】12/10(請求日) 通信費 5000 / 未払金 5000
【例】翌年1/20(支払日) 未払金 5000 / 事業主借 5000
うっかり忘れており、通常月のように通信費/事業主借で処理したままで、
未払金の処理をするのを忘れておりました。
(ちなみに事業用携帯電話を採用・計上しはじめたのは2022年1月です)
これらを今からどのように修正処理をすればよいのでしょうか?
今期(2023年分)で何か仕訳処理をすればよいのか、
前期のものを勝手に書き換えてしまっていいのか
何か方法があれば教えていただきたいです。
また、昨年に提出した確定申告の損益には影響しませんが、賃借対照表の数字が違ってきます。
申告の修正のようなものも必要なのでしょうか?
税理士の回答
前期の処理を修正する必要はないと思います。
引き落とし口座がご主人名義の口座であり、事業用の口座ではないことから、前期の処理が誤りとは言えないからです。
会計学的には、今期から会計処理方法を変更した、という取扱いになりますので、むしろ前期の処理を修正しないでそのままにしておいたほうがよいかと思います。
もし、気になるのであれば、本年の特殊事情欄に、クレジットカードの引き落とし分を今期より未払計上している、などと書いておくとよいでしょう。
ご回答ありがとうございます!
2023年分も2022年分と同様に年末に未払い処理をせずに
【例】12/10(請求日) 未払金5000 / 事業主借
として処理をしていけば、特に特殊事情欄に記載することもなく
問題はないということでよろしいでしょうか?
知識が浅く、再度このような確認をしてしまい申し訳ありませんが
よろしければご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2024年02月24日 17時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。